新潟の学生たちが描く持続可能な未来
新潟市に位置する国際外語・観光・エアライン専門学校では、SDGsに関する取り組みが盛んに行われています。この取り組みは地元企業や団体と連携することで、地域の課題に目を向け、持続可能な未来を目指すものです。その一環として、2025年11月28日に新潟市民プラザで行われた活動報告会では、6つのチームが集まり、1年間の成果を発表しました。
活動報告会には、多様なテーマが取り上げられ、観光問題や環境保護、防災、まちづくり、さらには空港の活性化に焦点を当てました。来賓や協力企業の方々は、学生たちの発表に高い評価を寄せました。学生たちの探求心と背中を押す頑張りがこのイベントを彩りました。
参加した学生たちは、それぞれの発表を通じて「この1年間で成長を実感した」「SDGsを自分の問題として捉えることができた」「他のチームの発表から新たな気づきを得た」といった前向きな感想を語っています。また、各チームが連携して取り組んできた協力企業からも「学生のプロジェクトは評価に値する」との声が寄せられ、地域を支える若い力としての期待が感じられます。
特に、トキエア株式会社は地域の未来を描いた提案力を高く評価し、新潟空港ビルディング株式会社は「空港に癒しを生む」という独特の視点と丁寧な調査姿勢を称賛しました。また、日本赤十字社 新潟県支部からは、災害支援に対する真摯なアプローチと地域密着型の発表が評価されました。
さらに、新潟市観光推進課や地域創生プラットフォームSDGsにいがた、魚沼市観光協会など、幅広い来賓の皆さまからは、学生たちがSDGsを「自分ごと」と捉え、地域の課題に実際に取り組んでいた点が称賛されました。このような姿勢が若者たちの未来に対する期待感を強め、地域の発展に繋がると見込まれます。
開催概要
- - 日時: 2025年11月28日(金) 13:00開場、13:30開演、15:30閉演予定
- - 会場: 新潟市民プラザ(新潟市古町NEXT21 6F)
発表テーマ一覧
1.
地域の未来を描く - 新潟と関西・北海道との相互誘客(トキエア株式会社)
2.
誰もが暮らしやすいまちづくり - 身近な「困った」を解決(NPO法人にいまーる、(株)イタリア軒、(有)小山生花店)
3.
空港に本と癒しの空間を創る - 旅と本と空港(新潟空港ビルディング株式会社、新潟航空サービス株式会社)
4.
未来を変えるオーシャンプラスチック - 海の未来と再生(株式会社リングスターMarine Sweeper)
5.
つながる知識、守る命 - LIFE LINK(日本赤十字社 新潟県支部)
今後も国際外語・観光・エアライン専門学校は企業や地域と連携し、持続可能な発展に寄与する人材を育成し続けることでしょう。学校は「アップル外語観光カレッジ」として1992年に開校し、現在はSDGsにいがたの会員として地域の活性化に取り組んでいます。公式ウェブサイトは
こちらです。また、NSGグループの詳細は
こちらでご覧いただけます。
このように、新潟の学生たちが地域や企業と共に成し遂げた成果は、次世代に向けた持続可能な取り組みの重要性を再確認させるものでした。