ASHAが東京都から認定NPO法人に認定
特定非営利活動法人ASHAが、2025年9月24日付で東京都から正式に認定NPO法人として認定されたことをお知らせします。この認定は、ASHAが「ネパール僻地の医療アクセス課題」に取り組んでいることが評価されてのことです。
ASHAはこれまで特例認定を受けていましたが、認定NPO法人となることで、個人や法人からの寄付に対する税制優遇が広がります。具体的には、遺贈寄付に対しても税制優遇が適用されるようになり、寄付の形が多様化することが期待されます。
ASHAの理念と活動
ASHAは、地域の人々との絆を深めながら、社会に貢献することを使命としています。まだまだ医療アクセスが不十分なネパールの僻地にて、人々が健康に暮らせるための環境を整えることを目指しています。その活動内容は多岐にわたります。
1.
持続可能な医療システムの構築
コミュニティとテクノロジーを駆使し、信頼性の高い医療システムを構築します。
2.
健康教育の推進
ネパールの中学生を対象にした健康教育を行い、未来の世代に知識を伝えます。
3.
新生児蘇生法研修の普及
医療従事者に対して新生児蘇生法の研修を行い、出生時の健康をサポートします。
ASHAは地域の既存リソースを有効活用し、地元で健康的な生活を送れるように努めています。これまで様々なバックグラウンドを持つプロボノメンバーが参加しており、多様な経験を活かした活動が展開されています。このような環境を整えることで、新しいアイデアや仕組みを生み出そうとしています。
認定NPO法人の意義
認定NPO法人とは、多くの厳しい基準をクリアし、公益性が認められたNPO法人のことです。日本には約49,259のNPO法人がありますが、その中で認定NPO法人はわずか2.6%に過ぎません。これにより、ASHAは社会的な信頼性を高め、さらなる支援者を募ることが可能となりました。
ASHAの代表理事である任喜史氏は、「10周年を迎えるタイミングで認定を受けられることを嬉しく思います。多くの仲間と共にASHAの活動を拡大し、より多くの人々に医療のアクセスを届けていくことが目標です」とコメントしています。
寄付に関するメリット
ASHAでは、2023年1月から特例認定NPO法人に位置づけられ、個人と法人の寄付に対する税制措置が強化されました。具体的には、寄付を行った個人は所得税の控除が受けられ、法人は特定公益増進法人に対する寄付金を損金算入できる制度が整えられています。また、相続や遺贈による寄付も税負担が軽減されることから、より多くの人々に寄付を促す仕組みが整ったと言えるでしょう。
詳しい寄付制度については、
内閣府のホームページをご覧ください。
ASHAは、今後も日本国内外での活動を強化しながら、ネパールにおける医療改善に注力していきます。是非、ASHAへの支援をご検討いただき、多くの方々の健康と幸福に繋がる活動を共にしていきましょう。ASHAへの寄付は、
こちらから行うことができます。