JA常陸とパルシステムの連携
2025-10-24 18:00:26

JA常陸とパルシステムが結ぶ新たな産直協定の魅力とは

JA常陸とパルシステムの新たな産直協定の幕開け



2023年10月22日、茨城県常陸太田市において、パルシステム生活協同組合連合会と常陸農業協同組合(JA常陸)が産直協定を締結しました。この協定は、両者の農業と食の理念が一致したことから実現したものです。今回は、この協定の意義や今後の展望について詳しくご紹介します。

新たな取引のスタート



今回の締結により、JA常陸からは将来的に米を中心とした取引が始まります。これは、JA常陸が38箇所目の産直パートナーとなることを意味し、彼らが実践する有機農業や予約登録米の取り扱いが視野に入っています。

JA常陸は、化学合成農薬や化学肥料にできるだけ依存しない農業を推進し、地域での有機栽培米を使った給食の提供を行っています。特に、小中学校の給食では、有機栽培米を全量使用する取り組みが行われている点が注目されます。

オーガニック給食の実現に向けて



本協定は、パルシステムがオーガニック給食の普及に向けて取り組む一環でもあります。JA常陸は、学校給食においても有機栽培の野菜を使用しており、これにより地元の子供たちに質の高い食を提供することを目指しています。また、今後は大豆やその加工品についても取り扱いが拡大される予定です。

産直協定の意義



この産直協定の締結式には、双方の代表者や関連する企業の関係者などが出席し、大変賑わいを見せました。秋山組合長は「この協定を通じて、生産者と消費者の信頼関係を深め、双方が幸せになる関係を育んでいきたい」と抱負を語りました。さらに、辻専務理事も「持続可能な社会作りに向けて、より多くのシナジーを生み出していく」と述べ、双方の連携の重要性を強調しました。

未来への展望



今後、JA常陸ではコシヒカリの販売を2026年3月までに開始することが予定されており、これにより地域の特産品の価値が高まることが期待されます。また、有機栽培の「コア・フード」や「エコ・チャレンジ」といったブランドを通じて、消費者とのつながりをさらに深めていくことが求められます。

両団体の取り組みはただの商業的な協定ではなく、環境保護や地域貢献といった広い視点から持続可能な発展を目指すものです。この新しいパートナーシップが、今後どのような形で地域社会に貢献していくのか、非常に楽しみです。

このように、JA常陸とパルシステムの連携は、食を通じた地域の未来に明るい光を灯す存在となるでしょう。今後も両者の活動に注目し、持続可能な農業の実現に向けた取り組みが広がることを期待しています。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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