ASLの人材確保・定着の成功事例
株式会社SI&Cの子会社、株式会社エーエスエル(以下、ASL)は、厚生労働省が発表した「人材の確保・定着に成功した企業の取組事例集」にて、採用活動やその後の取り組みが好事例として取り上げられました。このニュースは、ASLがどのようにして人材の確保と定着を実現しているのかを示す重要な指標となります。
人材確保の背景
近年、働き方の多様化や技術革新が進む中、企業における中途採用や経験者採用の需要が高まっています。ASLはこの流れを受けて、エンジニアファーストの方針を掲げ、求職者に寄り添った採用活動を行っています。その結果、期初に設定した採用目標を達成し、中途採用者の3年後定着率は約90%という高い数字を実現しました。
効果的な採用活動の取り組み
1. 求職者の声を大切に
ASLでは、面接時に求職者のスキルだけでなく、本人の希望や志向に関する丁寧なヒアリングを行います。このプロセスによって、求職者は自分の意見や希望をしっかりと表現できる環境が整えられています。
2. 内定後の支援
内定後には、さらに詳細な面談を行い、求職者が伝えにくかった具体的な働き方や仕事内容についての希望を聞き取ります。その上で、希望に合った案件を提案し、常駐先を柔軟にアレンジします。このような支援体制が、ASLの特徴の一つです。
3. 定期的なサポート
採用後は、各エンジニアにつく営業担当者が、3カ月に一度のランチミーティングを開催します。この場では、常駐現場の人間関係や職場の不満なども吸い上げることができ、問題解決に繋がっています。この取り組みは、エンジニアの定着をさらに促進する要因となっています。
厚生労働省の事例集について
厚生労働省は労働者のキャリア形成や再挑戦を支援するために、企業の中途採用や経験者採用に有効な事例を収集し、情報を公表しています。このような事例集は、企業が人材を確保し、定着させるための参考になる重要な情報源です。ASLの取り組みが紹介されたことで、他の企業にも良い影響を与えることが期待されています。
ASLの企業理念
ASLは、アプリケーションの設計や開発、各種インフラの設計・構築を行うIT企業で、エンジニアを中心に据えた事業運営を行っています。従業員一人ひとりの「やりたいこと」「やりたくないこと」を尊重しつつ、利益を最大限エンジニアに還元する方針を採用しています。
今後も、株式会社エーエスエルは、エンジニアファーストの理念に基づき、より一層の人材確保と定着に向けた取り組みを続けていくでしょう。
企業情報
- - 企業名: 株式会社エーエスエル
- - 代表者: 平出 浩太郎
- - 所在地: 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館 26F
- - URL: ASL公式サイト
この取り組みの詳細については、厚生労働省による事例集P.17でも確認できます。