幻想的な能楽の響きに包まれる「第42回上野城薪能」
伊賀上野の秋の風物詩「第42回上野城薪能」が、令和7年9月13日(土)に開催されます。この伝統芸能のイベントは、能楽の祖である観阿弥の生誕地として知られる伊賀上野の特設会場で行われ、毎年多くの観客を魅了しています。
幽玄の世界を体験するチャンス
このイベントでは、能楽の数々の名作が上演されます。特に注目されるのは、大蔵流狂言の「萩大名」と観世流能の「船弁慶」でしょう。特に、「萩大名」は茂山宗彦さんを始めとする豪華なキャストによって演じられ、観客を虜にします。また、「船弁慶」では吉井基晴さんを筆頭に、深い情感が詰まった演技が期待されます。これらの演目を通じて、能楽の独特な美しさと深さを堪能できます。
チケット情報
チケットは、S席、A席に分かれており、座席によって価格が異なります。
- - S席指定席(呈茶券付き):3,500円
- - S席エリア:3,000円
- - A席指定席(呈茶券付き):2,500円
- - A席エリア:2,000円
- - 自由席(一般):1,500円
- - 高校生以下:700円
特設席チケットは、伊賀市の特定の施設や電子チケット販売サイト「teket」から購入可能です。詳細は伊賀市の公式ウェブサイトで確認できます。
伊賀市公式HP
天候の影響について
なお、雨天の場合は伊賀市文化会館に会場が変更され、荒天時には中止となる可能性もあります。そのため、事前に天気予報を確認することをお勧めします。
能楽を楽しむ秋の夜
この「第42回上野城薪能」は、ただの観劇ではなく、幽玄な世界に浸る貴重な体験を提供するイベントです。自然に囲まれた伊賀上野城の広場にて、静かに流れる秋の風の中で、能楽の響きを楽しむ特別な一夜をご堪能ください。蘇る文化の魅力を、ぜひその目でお確かめください。