文教大学「ぶんこ食堂」と地域協力の新たな試み
文教大学東京あだちキャンパスで活動する「ぶんこ食堂」は、地域社会への貢献し、新しい価値を創出するため、東武ストア及び足立区と手を組んだ産官学連携プロジェクトを進めています。このプロジェクトは、地域からの提案を受けて実現したもので、学生たちの手から生まれたメニューを基に、プロの料理人がアレンジを加えています。
コラボ弁当の誕生
今回のプロジェクトでは、これまで「ぶんこ食堂」として提供してきたお弁当メニューから厳選された品を基に、2種類の新しいコラボ弁当が開発されました。これらの弁当は、専門の管理栄養士の監修のもと、健康的かつ栄養バランスに優れたものとなっています。なお、提供されるコラボ弁当の詳細は以下の通りです。
1.
彩りつくねとさつまいもと蒸し鶏の混ぜご飯弁当
野菜の量: 132g
新鮮な旬の野菜、鶏肉を用いたヘルシーなお弁当。学生たちの思いが詰まった「さつまいもとささみご飯」を焼き芋を加えてリニューアル。
2.
こだわりの三色丼
野菜の量: 90g
鶏そぼろ、炒り豆腐、あだち菜の3種類を盛り付け、彩りと共に食べ応えも追求。特に新たに開発した「炒り豆腐」が、やさしい味わいを一層引き立てています。
先行販売の成功
このコラボ弁当は11月1日から東武ストア各店舗で販売される予定ですが、その前に10月26日には「はなはた文教マルシェ」で先行販売が行われました。このイベントでは、開場後1時間で売り切れとなったという驚異的な人気を集め、学生たちは来場者に小冊子を配布し地域連携への理解を促進しました。
今後、コラボ弁当は足立区内の指定店舗での販売が予定されており、地域貢献活動がさらなる広がりを見せることが期待されます。
文教大学「ぶんこ食堂」の理念
「ぶんこ食堂」は、2021年より文教大学内の学生有志によって運営されているこども食堂で、毎月第2日曜日に地域の子どもたちに手作り弁当を提供しているのが特徴です。今回のプロジェクトにより、学生たちは地域へ向けての新たなアプローチに取り組むことができ、地元の食材を利用した活動を通じて、より多くの人々に愛される存在となることを目指しています。
これからも地域と連携し、学生の成長と地域の発展を同時に実現させる試みが続いていくでしょう。