新商品開発を支援する「Makuakeインサイト」の魅力
株式会社マクアケが、独自の新たなリサーチサービス「Makuakeインサイト」を開始しました。このサービスは、累計43,000件を超えるプロジェクトデータと290万人以上の会員による購入データを活用することで、新商品開発や販売促進のための情報を提供します。これにより、企業は商品の市場投入前から顧客のニーズを把握し、企画から販売までの各ステージでの判断をサポートします。
開発背景
マクアケは2013年に設立以来、ユニークな製品やサービスを提供する事業者(実行者)と、それに共感する消費者(サポーター)をつなぐプラットフォームとして成長を遂げてきました。創業から約11年が経ち、応援購入総額は1,000億円を超え、ユーザー数も290万人に達しています。その中で、43,000件以上のプロジェクトが行われ、数多くの新たなトレンドが生まれました。
しかしながら、日本の製造業は近年、価格競争や原材料の高騰、人手不足などさまざまな課題に直面しており、これらを克服する手段として、生活者のインサイトを活用することが求められています。そこで、新サービス「Makuakeインサイト」が生まれました。
サービス概要
「Makuakeインサイト」では、商品開発のステージにおいて以下のふたつのメニューが提供されます。まずは「データダッシュボード」、そして「Makuakeサポーター向け調査」です。
データダッシュボード
この機能では、Makuakeならではの新商品市場のトレンド情報や売れ筋商品を可視化します。購入者のレビューや購入理由も把握することができ、多様な属性に基づいたデータも分析可能です。これにより、商品企画や販売戦略がデータに基づいたものになります。
例えば、株式会社仙入は革製品ブランド「新進工房」の新商品に関するニーズ把握にデータダッシュボードを活用しており、トレンドや価格帯の分析を通じてサポーターのニーズに基づく意思決定を行っています。
Makuakeサポーター向け調査
この調査では、プロジェクトの購入者や、興味を持ちながらまだ購入していない層に対して、リアルなデータに基づくリサーチを実施することができます。特定のジャンルでよく購入している層をターゲットにし、ニーズを検証したり、商品改良に関わる生の声を聞くことができます。
例えば、帽子メーカー「有限会社 音ワ」は新商品のデザインや特徴に関して、「ニーズ検証調査」を行い、新たな使用シーンとしての意見を受けて改善を行い、プロジェクトの実施を決定しました。
利用者の声
テスト版を利用した実行者からは、顧客の声を商品改良や訴求ポイントの見直しに活用でき、自信を持って新商品を発表できるとの声や、顧客視点の意見を得て購入時の重視点が明確になったとの評価が寄せられています。利用満足度は「★4.1」と高評価を得ています。
まとめ
「Makuakeインサイト」は商品やサービスの開発過程において、新たな価値を発見し、顧客理解を深めることに特化したサービスです。マクアケはこのサービスを通じて、今後も事業者の挑戦と成長を支援し、より良い市場を構築していくことでしょう。データ活用基盤の整備を進め、さらに多くの「あたらしいもの」を生み出すことを目指します。
詳しくは公式ページをチェックしてみてください。
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