LAPRASが企業評価を反映した市場価値スコアを実現

LAPRASがアップデートした市場価値スコア

LAPRAS株式会社は、ハイスキルITエンジニアに特化した転職サービス「LAPRAS」において、エンジニアの市場価値をより実態に即した形で可視化する新しいスコア「市場価値スコア」を発表しました。このスコアは企業からの評価を反映することで、エンジニアの能力をより適切に示します。

市場価値スコアの変革

従来の市場価値スコアは、登録された職務経歴やスキル情報をAIが解析することによって算出されていました。しかし、エンジニアとしての価値を真正面から把握するためには、実際に企業から受ける評価が重要だと考えられました。そこで、企業がエンジニアへのアプローチ情報を新たに加え、ユーザーの能力と市場での評価を反映した一層信頼性の高いスコアとすることを目指しています。

企業からのアプローチ情報の導入

今回のアップデートにより、企業からのアプローチデータが市場価値スコアの計算に組み込まれました。具体的には、企業がエンジニアのプロフィールを閲覧した頻度や、エンジニアに対して「いいね」を送った回数、スカウトを行った実績などがスコアに影響を与えます。このような行動データを取り入れることで、企業が本当にエンジニアに対して興味を持っているかどうかを反映することが可能になりました。

年収情報の活用

また、企業が提示する求人情報の年収レンジから、特に高い年収を提供する企業3件の平均値を算出し、このデータもスコアに組み込まれます。これにより、エンジニアが市場でどのような評価を受け、どのような年収が期待できるかを具体的に数値化しています。企業側の意図が絡むこのスコアは、エンジニアにとって価値のある指標といえるでしょう。

今後の展望

今後もLAPRASでは、日常の活動が自然に評価され、転職時にも自身を正しく表現できるプロセスを提供することを目指していきます。次のステップとして、技術力スコアに新たな情報源を追加する計画も進行中です。ユーザーの意見やフィードバックを反映しながら、さらなる改善を続けていくことで、より多くのエンジニアにとって信頼されるプラットフォームを築いていきます。