泉大津の新体験
2025-09-12 16:34:14

女性の思いやりを育む全国初のコラボ体験、泉大津市で開催

女性の思いやりを育む 「見えない痛みに気づく体験」



泉大津市では、2025年9月21日(日)に「泉大津まちなか万博」において、全国初となる独自のコラボ体験を行います。このイベントでは、生理用品ディスペンサー「OiTr」と、生理痛を疑似体験できるVRデバイス「ピリオノイド」を組み合わせた「見えない痛みに気づく体験ブース」を設置します。

生理用品の提供とVR体験の融合


この体験ブースでは、女性が必要とする生理用品を常備する「OiTr」を利用し、無料で生理用ナプキンを手に入れられる仕組みを提供します。さらに、筋電気刺激(EMS)を用いた「ピリオノイド」によって、実際の生理痛を疑似的に体感できる機会を設けます。これにより、当事者でない人々もその痛みを理解できるようになります。

泉大津市はこれまでにも、OiTrを市役所や市立図書館に設置し、大阪・関西万博などで体験会を開催してきました。「生理用品もトイレットペーパーと同じように、トイレに常にあるべきもの」というメッセージを広める取り組みが続いていますが、今回はさらにVR体験を加え、より深い理解を促す場を提供します。

痛みを経験することの大切さ


厚生労働省の調査によると、4人に1人が生理中に痛み止めを手放せないと答え、さらに4割以上の人が症状を我慢しているとのデータがあります。このように、周囲から見えにくい痛みを経験する人は多いのですが、その理解は不足しがちです。そのため、泉大津市では、人々が「仕方ない我慢」に気づき、思いやりを育てるための活動を進めています。

今回のブースでは、地域住民だけではなく、学校に通う子どもたちと日々向き合う教職員や、市の方針を担う幹部職員も参加し、日常生活における配慮を高める文化を育んでいきます。これは、災害時や非常時にも有効な思いやりを醸成するための一環でもあり、日常の小さな気づきが重要です。

災害対応と日常の関連性


9月は台風シーズンでもあり、泉大津市でも過去に大きな災害を経験しています。平成30年の台風21号では、停電や断水が続き、多くの市民が避難生活を余儀なくされました。このような状況では、見えない痛みや負担がさらに深刻になりやすいのです。だからこそ、日頃から環境や体調に気づき合う文化を育てる必要があります。

「明日からやる一言」掲示も


ブース内には「明日からやる一言」を書いたカードを掲示するエリアも設けます。来場者自身がどのような配慮を心がけるかを記入し、気づきを行動に変える商機を提供します。

実施概要


  • - 日時: 2025年9月21日(日)10:00~16:00(荒天中止)
  • - 会場: シーパスパーク(泉大津市小松町1-55)
  • - 内容: 生理痛VR体験/OiTr体験コーナー/「明日からやる一言」掲示
  • - 協力: オイテル株式会社、株式会社リンケージ、堺ヤクルト販売株式会社

この取り組みを通じて、泉大津市は日常生活の中で「誰かの我慢」に気づき、皆が思いやりを持てるあたりまえの社会を実現していきたいと考えています。


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会社情報

会社名
泉大津市
住所
大阪府泉大津市東雲町9番12号
電話番号
0725-33-1131

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 泉大津市 生理痛体験 OiTr

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