神戸大学キャピタルが新たに設立したファンド
地方のスタートアップ支援を目指す株式会社神戸大学キャピタル(KUC)が、2026年に60億円の規模を目指す「KUC2号投資事業有限責任組合」を設立しました。このファンドは、ディープテック・スタートアップへの投資を中心に展開され、神戸大学や神戸・関西地域が有する優れた研究シーズを活用する方針です。
地域の課題に応える取り組み
日本のスタートアップエコシステムには、特に地方大学からのディープテック・スタートアップへの支援が不足しているとの声が多く聞かれます。KUCは、この課題を解消するために活動を展開しています。この新ファンドでは、主に神戸大学の知識や人材、神戸の医療産業都市という研究開発環境、さらには国際都市である神戸のネットワークを最大限に活用し、支援を行っていきます。
KUC2号ファンドの詳細
KUC2号ファンドは2026年1月に設立され、最長で10年間運用される予定です。出資者としては、株式会社産業革新投資機構やSBIグループなど、国内の主要な機関投資家9社からの資金を受けており、信頼性の高い資金力を背景としてスタートアップ支援を強化します。
投資戦略
1.
カンパニークリエーション:研究成果を探し、KUCが中心となってスタートアップの立ち上げを支援するモデルです。専門家や投資家のチームを編成し、事業化プロセスを進めます。
2.
ディープテック・スタートアップ投資:神戸大学を中心に、既存のディープテック・スタートアップにシードおよびアーリーステージでの支援を行います。事業計画の改善や経営支援をし、地域の成長を促進します。
今後の目標と展望
KUCは、神戸大学との密接な連携をもち、地域から国内外へと広がるサポートを展開します。今回は、創薬や医療関連のディープテック領域に特化し、新しいスタートアップの創出を目指します。地域の活性化に寄与する一方で、グローバルな社会課題にも挑戦していく姿勢が期待されています。
時代の進化と共に、地域に根付いたスタートアップが増加することは、社会全体の発展にも寄与します。このような取り組みが進むことで、神戸を中心としたイノベーションの波が広がり、地方の未来が明るくなることが期待されています。
株式会社神戸大学キャピタルについて
株式会社神戸大学キャピタルは2021年に設立され、大学発のスタートアップへのベンチャー支援を行っています。神戸市に本社を置き、地域経済の活性化に取り組んでいます。詳細は公式サイト(
kuc.vc)をご覧ください。
より具体的な事例や進展があれば、今後も地域の動きに注目し、情報を発信していく所存です。