介護業界の人材不足解決を目指す講座が開講決定

介護業界の人材不足を解消する新たな取り組み

高齢化が進む日本において、介護業界の人材不足は深刻な問題となっています。株式会社くるみスタッフはこの課題に対処するため、2025年4月2日に介護の基礎知識や技術を習得できる「第1回介護職員初任者研修講座」を開講することを発表しました。この講座は、無資格や未経験の人でも安心して学べる通学コースです。

クラウドファンディングによる資金調達

同社は、この講座の実現に向けて、2025年3月20日までの期間、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施しています。介護職に興味がある方々や、家族の介護が必要になる可能性がある人々に対して、受講料を抑えた料金プランを提供することで受講のハードルを下げることを目指しています。受講料は税込44,000円で、大手のスクールに比べてかなりお得です。

介護職員の必要数

介護職員の数は、2019年度時点で約211万人でしたが、2025年度には約243万人、2040年度末には280万人が必要とされています。このため年間で約3万人から5万人程度の人材確保が求められています。これからの日本では、より多くの人材が必要となるため、今後の介護業界での活動が重要です。

講座の詳細

介護職員初任者研修講座では、すべての講義を通学形式で実施し、専門的な知識と技術を身につけることができます。また、自家用車で通学できるように無料の駐車場も準備されています。これにより、遠方の方々も安心して受講できる環境が整えられています。

この講座は、介護に新しく挑戦したい方はもちろん、家族や友人の介護に対する意識を高めたいと考える方にもおすすめです。「介護のスタート資格」として、多くの人に受講していただきたい内容となっています。