セック、国際的なロボットプログラミング競技会に協賛
株式会社セックが、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催の第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)に協賛することを発表しました。この競技会は、宇宙でのロボット技術の実用化と若いエンジニアの育成を目指しており、セックはその支援に力を入れていきます。
「きぼう」ロボットプログラミング競技会の概要
「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)は、国際宇宙ステーション(ISS)におけるドローンロボット、Int-Ball2(JAXA)やAstrobee(NASA)をプログラムで操作する技術を競い合う学生向けの国際的なプログラミングコンテストです。この大会は2020年に第1回が開催され、今年で6回目を迎えます。
競技では参加者は与えられた課題に対し、プログラムを開発し速さと正確性を競います。今年のイベントも多くの国から学生が集まり、熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
セックの役割
セックは2019年度から本コンペティションに関与しており、学生がプログラム開発に使用するためのソフトウェアプラットフォームやポータルサイトの開発、運用を担当しています。また、各国の予選会を支援する業務にも取り組んでおり、若手エンジニアの技術向上を図っています。実際に、今年開催された第5回Kibo-RPCでも、35か国以上から約2,800名が参加し、競技の活気が感じられました。
第5回競技会の成功
2024年11月に開催された第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会は過去最多の参加者を記録し、661チームが参加しました。軌道上決勝大会では、地域代表として選ばれた13チームが実際に宇宙で使用されるロボットAstrobeeを操作し、最も早くゴールに達するか、画像認識の正確性を競い合った結果、タイ代表チーム「Astronut」が優勝の栄冠を手にしました。
この大会は、学生たちが宇宙関連技術に触れる貴重な機会であり、彼らの将来のキャリアに向けた大きな一歩になることでしょう。
会社概要
株式会社セックは、社会の安全と発展を目的としたリアルタイム技術の専門企業です。交通、防衛、医療、環境エネルギーなどの分野でリアルタイムソフトウェアを開発しており、近年では宇宙、ロボット、さらには自動運転車両などの先進技術にも取り組んでいます。このような多岐にわたる活動を通じて、将来的な社会の安全性向上に寄与しています。
詳細については、
セックの公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ
セックの広報担当へ連絡を希望される方は、以下の情報をご利用ください。
このように、セックは宇宙の未来を担う若手エンジニア育成に寄与していく姿勢を示しています。今後も競技会を通じた技術の普及とエンジニアの育成に注力していくことでしょう。