四国労働金庫、住宅ローン契約者に新しい保険を提供開始

四国労働金庫が2025年5月1日から、住宅ローンの新規契約者に向けて「近隣トラブル弁護士保険」の提供を開始することを発表しました。この新しい保険は、近隣トラブルに対する不安を軽減し、安心して新生活を始める手助けを目的としています。

近隣トラブルに備える新しい保険

近隣トラブルには、騒音やペットの問題、共用部分の利用に関するトラブルなど、さまざまなケースが考えられます。ニッセイプラス少額短期保険株式会社では、こうしたトラブルが増加する中で、契約者に安心を提供するべく、この保険を開発しました。この保険の最大の特徴は、保険加入から6ヵ月間は保険料が無料で、四国労働金庫がその負担を行う点です。

住宅ローン契約時の特典

新しい保険に加入する手続きは、住宅ローン契約を行う際に自動で行われます。具体的には、契約者が保険加入に関する手続きに同意すると、四国労働金庫が6ヵ月分の保険料を代わりに支払い、実質的にお金の負担なく保険に加入できる仕組みです。

保険の内容と支払い条件

この「近隣トラブル弁護士保険」では、騒音や悪臭、ペットによるトラブルなどの問題が発生した場合、法律相談や弁護士の利用にかかる費用を90%まで保険金で支払う仕組みです。さらに、いじめやストーカー被害などのケースも対象となっており、特にリスクが高い現代において安心を提供する内容となっています。

保険料と契約方法

保険加入後の6か月間は無料ですが、その後延長を希望する場合には、月額250円の保険料がかかります。入居予定日から6ヵ月以内に保険に加入し、その後も必要に応じて契約を継続することができるため、生活の変化に柔軟に対応できるのも大きな魅力です。加入手続きは住宅ローン契約時に自動的に行われるため、手間もかかりません。