CubeVPが個人向け無償ライセンスを新設!
CubeSoft, Inc.は、ユーザーのニーズに応じた新しい仮想プリンター環境を提供するために、CubeVP(CubePDF Customize)の無償ライセンスを新たに導入しました。この変更により、個人利用者にとってもCubeVPを気軽に試すことができるようになりました。
CubePDFとCubeVPの比較
CubePDFは2010年に初めてリリースされて以来、実に1,500万回以上もダウンロードされています。その人気は、バージョンアップを重ねることで動作の安定性やユーザビリティの向上を目指した結果、ますます高まっています。CubePDFを利用したユーザーからは、業務の自動化やメイン画面の非表示といったカスタマイズの要望が寄せられ、企業向けのカスタマイズ版の提供も行ってきました。
しかし、これらの要望の中には、CubePDFに組み込むことが難しい特定の機能や、ユーザープログラムとの連携に課題が伴う要望も多く見られました。そこで、CubeSoftは新たに仮想プリンター構築システム「CubeVP」を提供することにしたのです。
CubeVPの特長とライセンス体系
CubeVPにおいては、ユーザー自身が作成したプログラムと連携させて新たな仮想プリンターを作成することが可能です。最新のバージョン2.0.0の発表に際し、ライセンス体系も一新。特に、個人利用者向けの無償のPersonalライセンスが新設され、多くのユーザーがこの機能を試すことができる環境が整いました。詳細なライセンス情報については、公式ウェブサイトをご覧ください。
CubeVPライセンス体系
プログラム作成のハードルを下げるサポート
新たに提供されるCubeVPは、ユーザー自身が作成したプログラム(ユーザープログラム)を用いて、様々な機能を追加することができます。ただし、新規にプログラムを完全にゼロから作成するには高いハードルが予想されます。そのため、CubeSoftはオープンソースソフトウェア(OSS)としてCubePDF SDKを提供しています。
さらに、CubePDFのメイン画面を非表示にする機能に関しては、簡単に実装ができるサンプルプログラムやチュートリアルも提供されています。これにより、プログラミングの知識が無いユーザーでも、容易に仮想プリンターを追加し、希望する機能を実現することが可能です。
CubVPチュートリアル(ダイアログ非表示の仮想プリンターを追加)
簡単なプログラミングでの拡張
CubeVPの機能を活用すれば、基盤となるCubePDFの機能を基にした拡張も容易に実現できます。詳細なユーザーマニュアルも提供されており、これを参考にしながらプログラミングを始めることができます。
CubeVPおよびCubePDF SDKユーザーマニュアル
このように、CubeVPは個人利用者でも気軽に触れることができる環境を整えており、さらなるカスタマイズの可能性を広げています。これからもCubeSoftは、ユーザーの期待に応えるべく進化を続けていくことでしょう。ぜひこの機会に、CubeVPの無償ライセンスを活用して、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。