音楽と共に味わう「金飛騨茶」
2024年7月25日から29日まで開催された「FUJI ROCK FESTIVAL‘24」に、岐阜県の「株式会社KINHIDA」が新たに立ち上げたブランド「金飛騨茶”57577”」が出店しました。これが、ブランド初の音楽フェスへの参加となり、5日間で2500人以上のお客様が訪れる盛況ぶりを見せました。特に注目されたのは、出店名「山茶漬小屋」で提供された「山茶漬け」です。
飛騨の魅力をお茶で引き出す
「山茶漬小屋」では、岐阜県飛騨の豊かな自然を背景に、特製のお茶漬けを販売しました。仲間の米ブランド「山仙」と共同で作り上げたお茶漬けは、飛騨地方の特産物を贅沢に使用しており、飛騨鮎、飛騨牛、飛騨赤かぶらをトッピングした一品が目を引きました。鮮やかな緑色のお茶と、こんもりと盛られたお米の組み合わせが、自然の恵みを感じさせます。
また、「金飛騨茶」を使用した煎茶や焙茶、さらには本格麦焼酎の「いいちこ」とのコラボレーションメニュー「いい茶こ」も人気を集めました。音楽フリークたちも楽しめる独特の味わいが、会場内で多くの来場者の記憶に残りました。
音楽フェスとの共鳴
金飛騨茶の出店には、2500年の歴史があるお茶文化と、現代の音楽文化を結びつける特別な意味があります。古くから、飛騨では茶葉が生産され、歌人たちにも愛されてきました。その流れを受け継ぎ、“歌いたくなる日本茶”として知られる「金飛騨茶”57577”」は、この音楽フェスで新たなスタートを切ったのです。
地域の魅力を広めることを使命とする「KINHIDA」は、自然と音楽が共存する「FUJI ROCK FESTIVAL」の理念にも共感し、この出店を決めました。さらに、両エリアが持つ「森」が主成分の自然環境も、出店の背景にあります。
参加者の反響
参加者たちは、訪れた際に「山茶漬け」や「金飛騨茶」を楽しみながら、感動を共有していました。フェスでの味わいに驚く声が多く、「フェス飯でここまで美味しいとは思わなかった!」と、来場者の心を掴みました。
代表の丸川勝彦さんは、「たくさんの方に金飛騨の味を楽しんでいただけて嬉しいです。音楽とともに飛騨の良さを届けられたことは、私たちにとって夢のような経験でした。」と語ります。
KINHIDAのビジョン
「株式会社KINHIDA」は、飛騨地域の特産品をより広く知らしめるために活動しています。岐阜や京都の寺社仏閣での造園を手掛ける丸川代表の指導の下、茶葉の保全活動や地域の食文化の発信を担当しています。今後も、こうした取り組みを通じて、日本だけでなく世界中に岐阜の魅力を伝えていくことを目指しています。
公式ウェブサイトはこちらで、KINHIDAの展開をぜひチェックしてみてください。