同性パートナーへ拡充
2023-05-31 11:30:01

カーディフ損保、同性パートナーに住宅ローン保険を拡充

カーディフ損保、同性パートナーへの保障を拡充



最近、カーディフ損害保険株式会社は、住宅ローン保険における「配偶者の保障」の対象を、日本初の試みとして同性パートナーに拡大したことを発表しました。この革新的な取り組みにより、今後は法律婚や事実婚の配偶者と同様に、同性のパートナーもこの保障に加入できるようになります。

この「配偶者の保障」は、もともと2011年12月に女性の配偶者が女性特有のがんにかかった場合に給付金を支払うものとして始まりました。その後、配偶者を女性に限定せず、がんの診断が確定した際の給付金や、がん先進医療の受診時、さらには病気や怪我での入院時にも対応するよう、保障内容が拡充されてきました。これにより、大切なパートナーの健康リスクによって生じる収入の減少や予期しない出費の備えとして、多くの人々に利用されるようになっています。

同性パートナーへの適用



今回の変更は、カーディフ損保が掲げる「ひとりでも多くの人に保険への扉をひらく」というミッションを具現化するものです。同性のカップルも以前は「配偶者」として認識されていませんでしたが、今回の保障拡充により、平等に保険を受けられる環境が整いました。これに伴い、給付金請求の際には、パートナーとしての関係を証明するための書類提出が求められますが、多くの人々に新しい選択肢を提供することになります。

保障の仕組み



この「配偶者の保障」は、主契約の「就業不能信用費用保険」に付帯する特約として設計されています。一般的に、金融機関ごとの保障プランにより、特約や給付金の内容は異なりますので、契約前にしっかりと確認が必要です。また、保険金や給付金の支払いには条件がありますので、詳しい情報は就業不能信用費用保険の「契約概要・注意喚起情報」をチェックしてください。

カーディフ損保のビジョン



カーディフ損保は、フランスの大手金融グループBNPパリバの保険部門として、日本で「バンカシュアランス」というビジネスモデルを展開しています。主な業務は、銀行との提携で金融商品の新しい価値を創出することです。特に、病気や怪我で就業不能になった場合や、非自発的な失業による住宅ローン返済の困難に対する保障を主力商品とし、多くの家庭に安心を提供することを目指しています。

このたびの同性パートナーへの保障の拡大という新たな一歩は、カーディフ損保が今後も社会にポジティブな影響を与え続けるための重要な取り組みといえるでしょう。今後の動向にも注目です。

会社情報

会社名
カーディフ損害保険会社
住所
東京都渋谷区桜丘町20-1渋谷インフォスタワー 9階
電話番号

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