観光業の未来
2025-02-19 14:17:59

持続可能な観光業の未来を築く「世界観光レジリエンスの日」イベント

持続可能な観光業の未来を築く「世界観光レジリエンスの日」



2023年2月17日、観光業界における持続可能性の強化を目指す「世界観光レジリエンスの日」が開催されました。この日は、グリーンキーを新たに取得した米マリオット・インターナショナル系列の7つの宿泊施設が一堂に会し、その活動を共有する貴重な機会となりました。

グリーンキー取得の重要性



グリーンキーとは、環境に対する配慮を基準にした国際エコラベルで、宿泊施設のサステナブルな運営を評価します。日本国内でも徐々にこの認証への関心が高まっており、2025年2月時点で14施設が取得しています。実際、海外では70カ国以上で6000以上の施設がこの認証を持ち、多くの宿泊施設が環境保護への意識を高めています。これらの施設では、温暖化対策や持続可能な観光の促進が行われており、宿泊客にもその影響は及んでいます。

交流と思考の場



イベント当日は、各施設からの取り組み事例やグッドプラクティスが発表され、参加者たちは熱心に耳を傾けました。第1部では、観光産業のサステナビリティについて各専門家がディスカッションを行い、重要性が再認識されました。発表においては、シェラトン鹿児島やザ・リッツ・カールトン大阪、ウェスティンホテル東京などの取り組みが具体的に紹介され、成功事例が共感を呼びました。

業界を超えた連携



第2部では、業界や組織の垣根を超えた国際認証の活用方法について議論が展開されました。環境教育の重要性や他の分野でのサステナビリティの取り組みが共有され、参加者たちの意見交換が活発に行われました。このプロセスを通じて、持続可能な観光を実現するためには業界全体の連携が欠かせないことが強調されました。

授賞式と未来の展望



イベントの最終部では、グリーンキーを新規取得した施設への授賞式が行われ、特にシェラトン鹿児島が国内初のマリオット系列の施設としてその栄誉を得ました。また、今後新たにグリーンキーを取得予定の施設の発表もあり、ますますその数が増えることが期待されます。

持続可能な観光の実現へ



「世界観光レジリエンスの日」の開催は、観光業における持続可能な取り組みの重要性を再認識させる素晴らしい機会となりました。業界の枠を超えた情報共有と協力の重要性が強調されたこのイベントを契機に、未来の観光業に向けて一歩踏み出すことができるでしょう。持続可能な観光の実現に向けた取り組みが、今後も続くことを期待しつつ、多くの人々がこのムーブメントに参加することを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人JARTA
住所
京都府京都市中京区壬生賀陽御所町8番地2
電話番号
075-406-7700

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