横浜開港資料館と横浜高速鉄道が特別企画を発表
2024年、横浜市は開港から170年の節目を迎えます。その記念として、横浜開港資料館と横浜高速鉄道が協力し、特別展示やイベントを開催することが発表されました。これに伴い、オリジナルデザインの一日乗車券が限定で販売されることになりました。
限定乗車券のデザイン
この乗車券のデザインには、横浜開港資料館が所蔵する「ペリー提督・将兵横浜上陸図」が使われています。この図は、ペリー提督が1848年に横浜に上陸した際の様子を描いたもので、歴史的価値が高い資料です。
販売概要
この特別乗車券の販売は2024年9月21日から11月24日までの期間限定です。発売枚数は1,000枚で、価格は大人460円となっています。販売はみなとみらい線の全駅で行われ、横浜駅の改札窓口や新高島駅から元町・中華街駅の駅事務室で購入可能です。この券は2025年3月20日まで利用でき、特典として横浜開港資料館や横浜都市発展記念館、横浜ユーラシア文化館の入館料割引を受けられます。
特別展の概要
特別展「外国奉行と神奈川奉行―幕末の外務省と開港都市―」も同時に開催されます。この展覧会は、日本と欧米諸国との外交の始まりを知るための重要なイベントです。9月21日から11月24日までの会期中、特に9月21日から10月20日までは「外国奉行」をテーマに、続いて10月26日からは「神奈川奉行」の展示が行われます。これにより、当時の外交官の役割や開港都市横浜の様子が紹介され、興味深い史料が展示されます。
ユーラシアスタチュー・ミュージアムの開催
さらに、11月16日と17日には「第4回横浜ユーラシアスタチュー・ミュージアム」が開催されます。全国から集まったスタチュー(人間彫刻)のパフォーマーたちが、横浜の街並みを舞台にパフォーマンスを行います。このイベントは、博物館や日本大通り周辺を特別な展示会場に変え、街と文化のコラボレーションを楽しむことができます。
まとめ
横浜開港資料館と横浜高速鉄道のコラボ企画は、歴史を深く知るだけでなく、横浜市内の観光名所を巡る楽しみも提供してくれます。特別展やイベントは横浜の過去を知る貴重な機会です。ぜひ一日乗車券を手に取り、横浜の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。