注文住宅購入者の実態調査!こだわりポイントと選び方の現状は?
石原工務店株式会社(本社:神奈川県鎌倉市)が実施した注文住宅に関する実態調査は、105名の購入者からの貴重なデータを収集しました。この調査では、土地探しから住宅メーカー選び、完成までのプロセスに至るまで、注文住宅を購入する際の実態が浮き彫りになりました。
土地探しの実態
注文住宅を考える上で、最初のステップとなるのが土地探しです。本調査では、回答者の45%が「工務店やハウスメーカーに相談して土地を探した」と答え、これが最も多い回答となりました。次いで30%が「不動産会社を利用」との結果が続きました。これは、専門家の助言を重視する現代のトレンドを反映しています。
一方、自分で不動産ポータルサイトを使って探したという回答は15%にとどまりました。これは、土地探しにおいては適切なアドバイスや情報が欠かせないということを示唆しています。また、知人からの紹介や相続での所有は少数派であることから、やはり専門家のサポートが重視される状況が伺えます。
住宅メーカー選びの傾向
住宅メーカーの選定に際しては、実際に「住宅展示場を訪問した」との回答が62%を占める結果となりました。これは、実物をじかに見て体験することの重要性を多くの購入者が理解している体現です。次いで38%が「インターネットで調べた」、30%が「直接訪問した」との回答があり、オンライン情報の存在感も伺わせます。
興味深いのは、従来型の「住宅情報誌を読んだ」という回答がわずか6%にとどまった点です。デジタル化が進む中で、情報収集の方法も多様化していることがわかります。
注文住宅完成までの期間
注文住宅の完成にかかる期間については、25%が「6ヶ月以上1年未満」と答えて最も多く、23.1%が「1年以上1年半未満」、19.2%が「1年半以上2年未満」と続きました。こうした結果は、自由度が高い反面、計画と時間が必要であるという現実を反映しています。
また、少数ながら「3年以上かかった」との回答もあり、特にこだわりを持つ方々の中には、長期にわたる計画が求められることもあるようです。これにより、注文住宅購入者自身のニーズに合わせたフレキシブルな対応が求められます。
こだわりポイント
購入者が最も重視したのは「間取り・プランが良いこと」で64%がこの項目を挙げました。これに続いて「耐震性に優れていること」が51%、「断熱性・気密性に優れていること」が42%で、機能性に対する高い関心が見て取れます。また、「収納が充実していること」や「外観デザインが良いこと」といった、生活面の利便性や美観にも多くの購入者がこだわりを持っているのがわかります。
このように、設計の自由度を活かしつつ、性能や快適性を追求する姿勢が反映されています。
次回の住宅購入意向
調査の結果、次回の住宅購入でも「新築一戸建て(注文住宅)」を希望する人は69.2%に達し、注文住宅の高い満足感が支持される形となりました。逆に「新築一戸建て(建売住宅)」を希望する人は17.3%、「新築マンション」は7.7%にとどまり、新築住宅に対する高い価値観が浮き出ています。
まとめ
本調査を通じて、注文住宅購入者が土地探しや住宅メーカー選びにおいて専門家の助言を重視し、住宅展示場での体験を大切にする傾向が明らかになりました。また、購入者の約7割が再び注文住宅を希望する姿勢が、多くの人々にとって理想的な住まいが注文住宅にあるという現実を物語っています。
湘南エリアで家づくりをお考えの方は、70年以上の実績を誇る石原工務店にぜひご相談ください。地域に密着したサービスで、理想の住まいを実現するお手伝いをいたします。