『CaLabo® MX』進化!
2024-07-02 16:51:26

チエル、AI搭載で進化!語学学習支援システム『CaLabo® MX』がバージョンアップ

AI搭載で進化!語学学習支援システム『CaLabo® MX』がバージョンアップ



教育ICT専業メーカーのチエル株式会社は、2024年7月に語学学習支援システム『CaLabo® MX』(キャラボエムエックス)をVer.5.1にバージョンアップすることを発表しました。

『CaLabo® MX』は、クラウド型の語学学習支援システムで、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能に特化し、授業外でのスマホ学習も可能なBYOD(個人所有のPCを授業などで使用する)に対応しています。今回のバージョンアップでは、AI機能を強化し、3つの新機能が追加されました。

1. AIによる自動問題作成機能



学習者の英語力はそれぞれ異なるため、先生は小テストなどでレベルに合わせた問題を作成するのに多くの時間と労力を費やしていました。そこでチエルは、『CaLabo® MX』にAIによる自動問題作成機能を搭載しました。

先生は、「問題レベル」「問題数」「問題数に対する品詞等の配分」の3つのパラメータを指定するだけで、AIが最適な空所補充問題(部分ディクテーション問題)を作成します。作成後も自由に編集できるので、先生のイメージ通りの問題を短時間で作成できます。

同じ英文でも、パラメータを変えることで難易度を変えられるため、先生の教材探しの手間を削減できます。先生は、問題作成に費やしていた時間とエネルギーを、生徒と向き合う機会の創出に充てることができ、働き方改革にも貢献します。

2. レベル別のディクテーション教材「Powerful Dictation」



英語力向上には、様々なアプローチが必要です。ディクテーションは、リスニング力、語彙力、文法力、表現力など、英語の総合力を向上させる効果的な学習方法です。

チエルは、多忙な先生が適切なディクテーション教材を探すことの難しさに着目し、『CaLabo® MX』に新教材「Powerful Dictation」を搭載しました。

「Powerful Dictation」は、PEN言語教育サービス代表・慶應義塾大学名誉教授の田中茂範先生が監修した教材です。難易度別にBronze、Silver、Goldの3つのカテゴリーがあり、それぞれに「Ⅰ」「Ⅱ」のレベルが設定されているため、学習者のレベルに合わせた課題を提供できます。

各レベルには、単語ディクテーションとフレーズディクテーションの2種類の問題が用意され、3名のネイティブの先生が自然な速度で英文を読み上げます。Day1~Day30の30課を通して、単語やフレーズの学習に加え、英語の音声を真似て表現力を高めたり、単語やフレーズをノートに書き留めて語彙力を強化したりすることができます。

田中先生は、「英語を身に付けるには、継続することが大切です。本教材は、すきま時間で最大の効果が得られるよう、耳で聞き、手と口を動かし、目で見て学ぶという方法で、英語学習をサポートします」とコメントしています。

3. 操作しやすいUIへの進化



『CaLabo® MX』は、BYOD対応のため、学習者は自分の好きな時間に、好きな場所で学習できます。今回のバージョンアップでは、教材をすぐに立ち上げられるショートカットタブを追加し、学習者の利便性を向上させました。

学習者は「すぐに学べる教材」タグからワンクリックで教材にアクセスでき、通学時間や授業間などのすきま時間を有効活用できます。繰り返し学習の習慣が身に付くことで、先生の学習指導の負担軽減にもつながります。

チエルは、今後も教育現場の声を製品開発に反映し、先生と生徒の学習を支援していきます。

『CaLabo® MX』の導入事例



『CaLabo® MX』は、大阪府の都島工業高等学校や茨城県の筑波大学など、多くの教育機関で導入されています。

チエル株式会社について



チエル株式会社は、「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げ、教育ICT事業を展開しています。シェアNo.1のフルデジタルCALLシステムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなど、教育市場に特化したICTソリューションを提供しています。


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