ニューバランスとアートが織り成す新たな空間
本日、東京・西麻布の「WALL_alternative」にて、ニューバランスと5名の気鋭アーティストによる展覧会「GREY ART MUSEUM」がスタートしました。この展覧会は、ニューバランスの伝統と代表的なカラーであるグレーを祝う「Grey Days」をテーマにしています。
オープニングセレモニーの様子
開幕前には盛大なオープニングイベントが行われ、株式会社ニューバランスジャパンのマーケティング部ディレクター鈴木健氏や、エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社の代表取締役加藤信介氏をはじめ、参加アーティストの小笠原周、金子英、品川亮、津田道子、長島伊織が集まり、これまでの準備や作品についてのトークセッションを展開しました。
鈴木氏は、「Grey Days」について、『“Grey”をテーマにしたこの空間で、多くの方々が様々なつながりを持つことができることを大変嬉しく思います。ニューバランスでは“カルチャー”という言葉を重視しており、今後も日本独特の視点でグレーの創造性を発信し続けていきます。』と語りました。
一方、加藤氏は『ニューバランスのストーリーを背景に持つアートを通じて、新たな魅力を堪能していただきたいです。』とアートの重要性を強調しました。
参加アーティストの作品
展覧会に参加している5名のアーティストは、各々の視点で「Grey」をテーマにした作品を制作しました。
津田道子「RUNNING」
津田氏は、日常的なライフワークとしてのランニングをテーマにしたインスタレーションを展示。他者との身体的なつながりや自分自身への再認識を探求した作品です。来場者は、体験型のインスタレーションや関連映像、持ち帰り可能なランニングマップを楽しむことができます。
小笠原周「MASTERPIECE」
小笠原氏は、10年間履き続けた「1300CL」をモチーフに、御影石を使用した彫刻作品を発表。時間と身体の記憶を表現した重厚な作品が魅力です。
金子英「SEAMLESS」
金子氏はインターネット上の画像を描き起こし、グラデーションを用いた作品を展示しました。これは既存のイメージを再構築するアプローチを示しています。
品川亮「TIMELESS」
品川氏は、日本の伝統的な絵画技法を用いて、現代の視点から「Grey」の世界観を探求した作品を発表しました。
長島伊織「URBAN」
長島氏は、都市の風景や日常の美しさに焦点を当てた作品を展示し、アイデンティティの探求をテーマにしている。
特別メニューとアートの融合
展覧会場内では、アートを祝う特別メニューも提供されており、例えば、サスティナブルなワイナリーとのコラボレーションによるナチュラルワインや、熊本の老舗製麺所との共同開発による生麺が楽しめます。これにより、来場者は五感でアートを体験できる工夫がなされています。
この展覧会は5月31日まで開催され、アートを通じてニューバランスの哲学や魅力を存分に体感できる貴重な機会となっています。ぜひ足を運んで、その独自の世界観を楽しんでください。