菊川工業と社内資格
2024-08-28 11:40:27

菊川工業、社内資格制度の累計取得数1500件突破!社員の成長を支える新システム

菊川工業、社内資格制度の成果



最近、建築業界の企業である菊川工業株式会社が注目を集めています。2019年から導入した「社内資格制度」が、5年間で累計取得数1,500件を突破したのです。この制度は、社員の専門性やスキルを認定し、業務の向上を図ることを目的としています。

社内資格取得の現状



菊川工業の社内資格は、現在200以上にのぼります。全社員の92%が資格を取得しており、平均して1人あたり9.9件の資格を保有しています。さらに、社員は月に約4,500円の資格手当を受け取っており、物質的なインセンティブも資格取得を後押ししています。これにより、社員のモチベーションが向上し、業務の効率も上がっています。

「マスターシステム」の革新



特に注目すべきは、2023年に新たに導入された「マスターシステム」です。この制度では、試験を通じて合格する従来の資格とは異なり、実際に担当した現場の数を元に資格を申請することができます。例えば、天井パネルの設計を10現場担当すると「設計マスターシステム」のレベル1を獲得できるという具合です。

このシステムは、担当業務を実績としてデータ化することで、社員のスキルを可視化し、成長を促す効果があります。特に、菊川工業のようなオーダーメイド製品を扱う企業では、実務経験の蓄積をしっかりと認識できる点が大変重要です。

社員が語る資格制度の意義



社内資格制度について、ある技術部門のチームリーダーは「社内資格を取得することはチーム全体の技術伝承に繋がる」と話し、他のメンバーが資格に挑戦することをサポートしています。彼は、上司からの相談を受けて新たな資格の提案も行い、チーム全体の技術向上を図っています。お互いにアドバイスし合うことで、チームワークの促進にも寄与しています。

また、営業部門の社員も社内資格の実務との関連性を評価しています。マスターシステムでは、自身の業務成果が目に見える形で反映され、さらなる資格の取得にも挑む意欲を持っています。

人材育成施策の主軸



このように、菊川工業の社内資格制度は単なる資格取得にとどまらず、社員の成長を促進し、企業全体のスキル向上にも貢献しています。資格の作成も社員主導で行われるため、実務に即した多様な資格体系が构築されています。

まとめ



菊川工業の社内資格制度は、社員一人一人のスキルを高めるだけでなく、企業としての競争力も向上させています。今後もこのような取り組みが業界内で広まることが期待されます。社員が自らの成長を実感できる環境を提供することは、企業の持続的な発展に不可欠なのです。


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会社情報

会社名
.css-zir7v7{font-size:15px;font-weight:600;line-height:1.5;color:rgba(0, 0, 0, 0.7);}菊川工業株式会社
住所
東京都墨田区菊川2-18-12
電話番号

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