SOINNが市販PCで学習可能なAIモジュールを無償提供!
東工大発のAIベンチャー、SOINN株式会社が、新たに4種類のAIモジュール・パッケージを発表しました。これらのAIモジュールは、市販のPCでも学習と推論が可能であり、特に少量のデータからも効果的に学習できる点が特徴です。さらに2021年4月30日まで、無償でのPoC(Proof of Concept)キャンペーンも実施しています。
無償キャンペーン概要
このキャンペーンでは、利用者が持つデータを活用し、SOINN社が提供するAI機能の一部または複数を試すことができます。具体的には、予測AI、異常検知・予知保全AI、エネルギーマネジメントAIなどが評価対象です。キャンペーンの参加者は、評価結果を受け取ることができる他、精度目標を達成した場合は、AIをライセンス利用することも可能となります。
参加希望者は、お早めにお申し込みを。何か質問があれば、SOINN社への問い合わせが推奨されます。
4種類のAIモジュールについて
新しく提供されるAIモジュールは、以下の4つです:
1.
予測AI
- 災害予測やエネルギー需要予測に対応するAIモジュール。実績を兼ね備えた仕様です。
2.
異常検知・予知保全AI
- 製造業に特化し、工程内の異常を検知するAIモジュールです。
3.
エネルギーマネジメントAI
- 冷暖房事業者向けに設計された、エネルギーの最適利用を促進するAIパッケージです。
4.
ロボット・機器装置の制御AI
- 幅広い機器に対応し、ノンプログラミングでリアルタイムの制御を実現するモジュールです。
これらのモジュールは、SOINNの独自技術に基づき開発され、数十回の学習で市販PCにて運用が可能となります。特に、ロボット制御においては、数秒での学習と多様なセンサ情報を駆使したリアルタイム制御が可能です。
SOINNの技術の特長
SOINNは、東京工業大学が発祥である独自のAI技術です。従来のDeep Learningとは異なり、感情を除いた多くの知的情報処理を学習型で行う能力があります。この技術は、機械学習に関する深い理解をもとに作られており、さまざまな課題解決に向けた高度なソリューションを提供します。
特に、同社のAIは高機能かつ高精度である一方、運用コストを抑えた形での導入が可能な点が魅力です。これにより、特に多くのデータを持たない中小企業などとの親和性が高く、効率的な業務運用が期待できます。
最後に
SOINNのAIモジュールは、さまざまな業界での導入実績があり、今後の技術革新が楽しみな分野です。この無償キャンペーンは、AIの導入を考えている企業にとって絶好の機会ですので、ぜひご利用ください。詳細は
こちらのページから確認できます。