新たな懐かしさを届ける「佐賀の昭和レトロ」
2026年の1月3日から7日まで、佐賀玉屋の南館7階催場にて「田中むねよし水彩画展〜失われた佐賀の景色〜」が開催されます。この展示会では、佐賀出身の人気漫画家田中むねよし氏による約30点の水彩画が披露され、同時に図録やカレンダー、ポストカードなどの販売も行われます。
昭和の温かみある日常を描く
田中むねよし氏の作品は、昭和の家庭が持つ温かみやノスタルジックな風景を描いています。多くの方々が子供の頃に見た光景が、田中氏の絵を通して鮮やかに蘇ります。展示される作品には、親しみやすいタッチで描かれた「色褪せない昭和の佐賀」がテーマになっています。
作品の舞台、佐賀の街
作品の中には、佐賀市民に長年愛された「お堀のボート」や、賑わいを見せていた「中央大通りのアーケード」など、昭和の佐賀を象徴する場所が描かれています。「お堀のボート」は、1977年の春に駐車場になるまで、多くの市民に親しまれていました。このボート乗り場は、1998年に閉鎖されましたが、田中氏の絵によってその思い出が再び取り上げられます。
また、「中央大通り」は、当時の賑わいを感じさせる空間で、1964年の開業以来、地域の人々の生活の一部でした。このアーケードも老朽化のために1986年に撤去されたものの、今でも多くの人々の心に残っています。
時代を超えて語りかける作品たち
田中氏は、その作品を通じて、時代が移り変わっても変わらない“佐賀”の良さを伝えようとしています。「東佐賀駅の跨道橋」や「片田江の歩道橋」、「旧佐賀県警本部」など、かつての名所を懐かしむ作品も多く、「佐賀駅の夕景」では、昭和の空気感を感じることができます。夕暮れ時の駅の景色は、子供時代の思い出を呼び起こすことでしょう。
さらに、作品の中には「佐賀駅1956年(昭和31年)」や「佐賀駅1975年(昭和50年)」といった特定の年をテーマにしたものもあり、その時代の文化や生活が感じられる貴重な資料となっています。特に、1956年の作品には、昭和の代表的な建物や、グリコの広告塔などが描かれ、訪れる人々に時代の移り変わりを実感させます。
展示の詳細
展示【あの日のこと 田中むねよし水彩画展 〜失われた佐賀の景色〜】の開催概要は以下の通りです。
- - 日時:2026年1月3日(土)〜2026年1月7日(水)(最終日は午後5時閉場)
- - 場所:佐賀玉屋 南館7階催場
- - 入場:無料
- - 住所:〒840-8580 佐賀県佐賀市中の小路2-5
- - 電話:0952-24-1151
この貴重な水彩画展を見逃さず、田中むねよし氏の描く佐賀の風景に触れてみてください。懐かしい日々を思い起こし、今の佐賀を再考する良い機会になるでしょう。