THK株式会社、SAP S/4HANA移行に「A-AUTO」を採用
株式会社ユニリタは、THK株式会社が導入したジョブ管理ツール「A-AUTO」についての事例を公開しました。THK様は東京都港区に本社を置き、精密機械や免震システムなどを開発・製造する企業です。彼らは、長年使用していたSAP ERP 6.0(ECC6.0)がハードウェアの保守切れを迎える中で、これから数年以内に新しい環境を整える必要がありました。
A-AUTO導入の背景
THK様は、従来の運用スタイルをできる限り維持する中で、次のステップとしてSAP S/4HANAを含めたRISE with SAPへの移行を進めていました。しかし、これまでSAPから推奨されていたジョブ管理ツールがS/4HANAには適用されないことがわかり、新たなジョブ管理の手段を模索することになりました。そこで注目されたのが「A-AUTO」です。
「A-AUTO」は、SAP S/4HANAとの互換性を持ち、THK様が求める機能を網羅しているだけでなく、直感的に使えるインターフェースやコストパフォーマンスの高さでも評価され、最終的に選ばれることとなりました。これにより、THK様はSAP S/4HANAのバッチ・ジョブ運用管理を容易に行えるようになったのです。
A-AUTO導入による効果
「A-AUTO」の導入によって、THK様は以下のような効果を享受しています:
- - 円滑なジョブ運用移行:SAP S/4HANAへの移行をスムーズに実現。
- - グローバルな運用基盤:海外を含む34の拠点で一元的なジョブ管理が可能に。
- - 可視化と障害対応:ジョブの可視化が容易で、障害発生時には迅速な対応が実現。
これらの効果により、THK様は、より効率的で効果的な情報システムの運用が可能となり、ビジネスの競争力を一層高めることができました。加えて、「A-AUTO」の導入は、同社の将来的なIT戦略にも大きな影響を与えると期待されています。
企業情報
THK株式会社は1971年に設立され、現在ではLMガイドやボールスプラインなど、数多くの創造的な機械要素部品の開発と販売を手掛けています。その製品は精密XYステージなどのメカトロ関連製品、自動車部品、さらには免震システムにまで及び、様々な技術革新を推進しています。
会社の詳細や提供する製品については、
THKの公式サイトもご覧ください。
A-AUTOの詳細
「A-AUTO」は1977年から提供されているバッチ・ジョブ管理ツールで、システム運用と監視業務のルーティンタスクを自動化します。このツールは、四十年以上にわたり、流動的で変化の激しいIT環境においても安定したサービスを提供してきました。
ユニリタは、IT領域における強みを活かし、デジタル社会で業務の効率化と生産性向上を実現するための商品とサービスを提供しています。詳細については、
ユニリタの製品ページをご覧ください。