富士フイルムVETシステムズ、離島の保護猫健康管理を支援

富士フイルムVETシステムズと東京都獣医師会の取り組み

小笠原諸島や御蔵島などの離島では、【海鳥の生息環境】が危機的な状況にあります。生息数が減少している海鳥たちの保護は緊急の課題であり、その一因としてあるのは、無闇に持ち込まれた猫の存在です。これらの猫が野生化し、海鳥を捕食することで生態系に悪影響を及ぼしているのです。

この問題に対処するため、東京都獣医師会は、野生化した猫の保護活動を積極的に行っています。彼らの活動の一環として、動物病院での健康管理や適切な治療を行い、最終的にはこれらの猫が新しい家族との出会いを果たせるよう取り組んでいます。

健康管理に向けたサポート内容

富士フイルムVETシステムズは、保護猫の健康管理において、希望する動物病院に対して血液検査のサービスを提供しています。この検査には一般的な生化学検査や血球計算、さらには一部感染症の検査も含まれており、動物病院では実施できない専門的な検査も手掛けています。

このようなサポートを通じて、新しい家族が安心して保護猫を迎え入れられる環境を整えることを目指しており、人と動物とのより良い共生社会の実現に寄与しています。富士フイルムVETシステムズは今後も、動物用医療製品の提供や受託検査、IoTサービスを通じて動物医療の発展をしっかりと支えていくことを期待されています。

富士フイルムVETシステムズの歩み

富士フイルムVETシステムズは、全国の動物医療施設に向けて健康診断を中心とした検査サービスを展開しています。国内に10の受託検査所を持ち、その検査ネットワークを活かして迅速に検査結果を報告できる体制を整えています。この迅速性と利便性により、多くの獣医師から高く評価されており、市場でもリーダーシップを発揮しています。