TSP太陽と白浜町が地域活性化に向けた協定を締結

2023年5月30日、東京に本社を置くTSP太陽株式会社と和歌山県白浜町が、地域活性化起業人制度を活用した人材派遣に関する協定を締結しました。この取り組みは、広報PR業務の推進や事業企画を通じて、地域の振興を図るものであり、観光資源を活かした継続的なイベントを開催し、白浜町の魅力を発信していく予定です。

TSP太陽株式会社は、過去にも様々な地域連携のプロジェクトに参加しており、その豊富な経験を基に地域活性化を進めることが期待されています。例えば、同社が企画した「南紀白浜おしごと体験ツアー」は、大人も子どもも参加できる地域交流の機会を創出し、観光客や地域住民の関係人口拡大に寄与しています。さらに、「パンダバンブーアートプロジェクト」では、アドベンチャーワールド内に5,000本もの食べ残した竹を加工してアート作品を設置するなど、クリエイティブな手法で地域の魅力を引き出しています。

地域活性化起業人とは

地域活性化起業人制度は、2014年度に導入され、地域力の創造と地方の再生を目指しています。この制度では、三大都市圏に本拠を置く企業の社員が地方公共団体へ派遣され、地域の独自の魅力を引き出す業務を担います。このような仕組みにより、地域の課題解決や観光資源の活用が促進されます。

TSP太陽株式会社の概要

設立70周年を迎えるTSP太陽株式会社は、イベントコンサルティングを専門とし、様々なイベントに関わるプロフェッショナル集団です。彼らはデザインやコンサルティング、事前計画から運営までのトータルソリューションを提供し、国際的なビッグイベントにも関与しています。最近では、持続可能な開発目標（SDGs）や多様性（ダイバーシティ）への取り組みも積極的に行っています。

白浜町の魅力

白浜町は、和歌山県の南部に位置し、美しい自然環境に恵まれた地域です。吉野熊野国立公園や大塔日置川県立公園があり、魅力的な海・山・川に囲まれています。白浜へのアクセスは、東京羽田空港から約1時間、京阪神エリアからは車で約2時間と便利です。また、リゾート地としても知られており、白浜温泉や白良浜海水浴場、動物テーマパークなど、観光スポットが充実しています。白浜町は近年、ワーケーションの聖地としても注目されています。

今後のTSP太陽と白浜町の協力による地域活性化に期待が高まる中、町の持つ魅力や観光資源がどのように活かされるか、注視していきたいところです。外部サイトでの情報もぜひご覧ください。