株式会社タガヤが支援するNPO法人セブンスピリット
株式会社タガヤは、持続可能な開発目標(SDGs)を重視した経営姿勢を取り、特定非営利活動法人セブンスピリットを支援しています。この団体は、音楽とスポーツを通じてフィリピンの子どもたちが学び、遊ぶことができる環境を提供することを目的としています。
美しい海やリゾートで知られるフィリピン・セブ島ですが、多くの地域には貧困問題が残っています。実際に、約半数の子どもが義務教育を受けることができず、教育を受けていないことは社会生活においても影響を及ぼします。集団生活に不慣れで、協調性が不足している子どもたちは、社会の中で自分の役割を果たすことが難しくなってしまいます。それに加え、その多くは職業訓練を受ける機会も持てず、犯罪やドラッグに手を染めるケースが増加しています。この悪循環から抜け出すためには、支援の手が必要です。
NPO法人セブンスピリットは、音楽活動を通じて子どもたちに生きがいを与え、自らの意志で未来を切り開く力を育てることに注力しています。特に、セブ島では大学オーケストラに参加することで学費が免除される制度があり、経済的に苦しい家庭の子どもたちも、音楽を学ぶことで大学進学の可能性を得られる方法を提供しています。
SDGs経営とは?
SDGsは「持続可能な開発目標」を意味し、2015年に国連によって設定された17のグローバル目標と169のターゲットで構成されています。これらの目標には、貧困、教育、環境問題など、広範囲にわたる人権や平和、持続可能な社会の実現に向けた基盤が設けられています。
タガヤでは、これらの目標を起点にどう企業として社会貢献できるかを考慮し、事業を推進しています。具体的には、貧困の撲滅や質の高い教育の提供、さらには不平等の解消を目指した活動に賛同し、NPO法人セブンスピリットの活動を支援しています。
支援の具体例と今後の活動
タガヤは、NPO法人セブンスピリットによる関西での公演において、夕食の提供を支援しました。この活動は子どもたちへの貢献だけでなく、意義深い音楽活動への支援でもあります。また、当日の公演では子どもたちが素晴らしい演奏を披露してくれ、感謝の気持ちを込めたパフォーマンスが印象的でした。
当社は今回の支援にとどまらず、今後もSDGs経営の一環として、さまざまな形での社会貢献活動を目指していきます。南国の特異な環境の中でも、タガヤは確固たる信念で子どもたちの未来を支える行動を続けるつもりです。
参考情報
特定非営利活動法人セブンスピリットについて
- - 設立年月:2012年2月
- - 理事・役員:田中宏明、酒井達弘、五島慶介
- - 監事:羽田嘉伸(羽田嘉伸会計事務所)
- - 所在地:東京都豊島区
株式会社タガヤについて
- - 所在地:京都市中京区
- - 代表者:神田尚子
- - 事業部:NOHARM-ノハム-