現場の声がカタチになったITサービス
長崎県大村市に本拠地を置く株式会社GlobalBは、今年の6月10日に東京で行われた「LINE WORKS Partner Conference 2025」にて、「The Best Collaboration」賞を受賞しました。この賞は、ビジネスチャット「LINE WORKS」と連携したソリューションの展開を評価し、業務上の課題解決に寄与した企業に贈られるものです。特に地方の企業が2年連続で全国的に表彰されるのはかなりの快挙です。
企業の発展とITサービスの進化
GlobalBは2017年に創業以来、長崎を中心に業務の改善支援やIT導入のサポートに力を入れています。東京や福岡にもオフィスを設け、104社以上の企業にサービスを提供してきた実績があります。現場からのフィードバックとして多く寄せられたのは、「ITツールの扱いが不慣れなスタッフが多い」「手書き報告によるタイムラグが業務を妨げる」という声でした。これらの課題を克服するために生まれたのが、誰もが使いやすいクラウドサービス「LITONE(ライトン)」です。2023年には九州エリアの活動が評価され、「Area Best Collaboration」賞も受賞しました。さらに、その後の提案活動が全国的に高評価を受け、「The Best Collaboration」賞を連続で受賞するまでに至りました。
“LINE感覚”で使える新しいアプローチ
GlobalBが展開する「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」では、LINE WORKS上で点検記録や日報入力が手軽に行えます。特別なアプリをインストールする必要もなく、「LINE」の感覚で扱えるため、ITに不慣れな現場のスタッフでもストレスなく導入が可能です。多くの業種—清掃、製造、宿泊、警備、リサイクル—がこのツールを取り入れ、これまで紙や電話に頼っていた業務の効率化を実現しています。
実績紹介:株式会社新生との連携
福岡に本社を構える総合リサイクル企業の株式会社新生様も「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」を導入しました。それまで紙での運用に課題を感じていた同社は、2次元コードを使って即時に点検フォームを立ち上げる仕組みを構築しました。これにより、現場スタッフが無理なく使用できるユーザーインターフェイスは、点検の精度向上やリアルタイムでの情報共有を可能にしました。また、データの集約により、迅速な異常対応が可能になり、故障リスクの軽減にも寄与しています。
現場DX推進への道
「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」は、ITツールに対するスタッフの抵抗感を理解し、慣れ親しんだLINEのUIを活用することで、特別な教育なく業務をスタートできる点が高く評価されています。日本の業界がDXを進めるうえで、使いやすさが鍵であると多くの企業が共感しています。
今後、GlobalBは地方だけでなく、日本全国でのサービス展開を図ると同時に、ベトナム・ハノイにも開発拠点を設立し、ITサービスのさらなる強化を目指します。2025年度には「スマホ×LINE WORKS×kintone」を軸に、現場業務の効率化を進める新たなソリューションを全国展開する計画です。
LITONEウェブアプリについて
詳細情報については、
こちらから閲覧いただけます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社GlobalB
- - 所在地: 長崎県大村市松並 2-184-20
- - 代表取締役: 山本 健太郎
- - 設立: 2017年2月1日
- - 事業内容: 業務改善支援、クラウド開発(kintone連携)、ITコンサルティング
お問い合わせ
本件に関する取材やお問い合わせは、以下の連絡先までどうぞ。