森俊哉氏がスマートキャンプの常勤監査役に就任
スマートキャンプ株式会社(東京都港区)は、2025年1月1日より、あずさ監査法人の元理事長である森俊哉氏を常勤監査役として迎えることを発表しました。これにより、同社の経営監視機能の強化を目指します。
森俊哉氏の経歴
森氏は1986年に港監査法人(現在のあずさ監査法人)に入所し、以降、米国KPMGに駐在した経験を持つエキスパートです。2015年には同法人の専務理事及びKPMGコンサルティングの代表取締役社長兼CEOに就任し、2021年から2023年にはあずさ監査法人の理事長も務めました。監査と経営の両面で多くの実績を有し、4大監査法人及びコンサルティングファームの代表としての経歴が評価されています。
コーポレートガバナンスの向上
常勤監査役に森氏を迎えることにより、スマートキャンプは企業のコーポレートガバナンスの水準を向上させることを目指しています。経営戦略における知識と経験をもとに、より強固な経営体制を築くことに取り組むとのことです。スマートキャンプのミッションは「テクノロジーを広げ社会の生産性を飛躍させる」であり、これを実現するための企業価値向上に繋がることが期待されています。
森氏の抱負
森氏は「日本の多くの場面で制度疲労が見受けられる。その中でも、労働生産性の低さや労働環境の改善は非常に根本的な課題です。スマートキャンプがこの課題に取り組んでいる点に強く共感し、今後の掲げたミッションの実現に向けて、自らの経験を活かしてサポートしたい」とコメントしています。現時点でも安定した事業運営を行っているとしながらも、さらなる成長の余地を感じているとのことで、すべての関与者と共に社会的課題の解決に向けて取り組む姿勢を表明しています。
スマートキャンプの概要
スマートキャンプ株式会社は、2014年に設立され、SaaS比較サイト「BOXIL」を中心に、企業の営業及びマーケティング支援を行っています。2019年に株式会社マネーフォワードのグループ会社となり、2023年には株式会社ビズヒントがグループに参加しました。これにより、さまざまな顧客接点を活かし、幅広いSaaSの普及を支援しています。
社名:スマートキャンプ株式会社
設立:2014年6月
代表者:代表取締役社長CEO 林詩音
事業内容:SaaS比較サイト「BOXIL」、アウトソーシング「BALES」、デジタルエージェンシー「ADXL」、オンライン展示会「BOXIL EXPO」、セールスエンゲージメントSaaS「BALES CLOUD」
公式URL:
https://smartcamp.co.jp/
森氏の就任は、スマートキャンプにとって新たなスタートといえるでしょう。この機会に、同社のさらなる成長と社会貢献が期待されます。