国際協同組合年記念シンポジウムの開催
2025年11月16日(日)、近畿労働金庫(理事長 宮﨑正)は、『ILOがめざす社会正義について考える~労働組合と非営利・協同セクターの協働がより良い未来を築く~』をテーマにしたシンポジウムを開催します。これは全国労働金庫協会と共に行われるもので、国際協同組合年を祝う重要なイベントとなります。
イベントの背景
国連は、2025年を“国際協同組合年”として定め、協同組合の社会的意義を高めることに貢献しています。この機会を捉え、近畿労働金庫では、ろうきん、労働組合、さらには非営利協同セクターであるNPOや協同組織との連携を強化することが、誰もが安心して生活できる社会の実現に寄与すると考えています。こうした取り組みを通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、社会の持続可能性について皆で考えていきたいと考えています。
基調講演
シンポジウムの冒頭では、国際労働機関(ILO)から社会的金融の専門家をお招きし、基調講演を行います。テーマは「労働組合がつくった協同組合『ろうきん』とそれを支える労働組合の成果と社会的意義について」となり、労働金庫の評価についても触れられる予定です。国際機関の視点から、私たちの活動の意義と今後の展望を語っていただきます。
パネルディスカッション
続いて行われるパネルディスカッションでは、多彩なバックグラウンドを持つ非営利・協同セクターの専門家が参加します。各自の経験に基づいた実践例や洞察を共有し、今後の社会正義実現に向けた具体的な協力方法を議論します。登壇者には、近畿推進会議議長の阿部匡伴氏、兵庫県労働者福祉協議会事務局長の網島雅彦氏、日本協同組合学会会長の杉本貴志氏、大阪ボランティア協会常務理事・事務局長の永井美佳氏、SAKAI子育てトライアングル代表の奥村仁美氏が名を連ねています。
シンポジウムの詳細
- - 日時: 2025年11月16日(日)13:30~16:45(受付開始 13:00)
- - 会場: ホテル日航大阪 5階 鶴の間(大阪市中央区西心斎橋)
- - オンライン参加方法: Zoom(定員500名)
- - 定員: 会場参加300名、オンライン500名
- - 参加料: 無料
- - 申し込み方法: 指定の申込リンクまたはQRコードよりお申込みください。
主催・後援
本シンポジウムは全国労働金庫協会と近畿労働金庫が主催し、労働者福祉中央協議会、日本協同組合学会等の後援を受けて開催されます。
このシンポジウムを通じて、非営利・協同セクターの可能性を探り、社会正義の実現に向けた一歩を踏み出しましょう。