アモーヴァ・アセットマネジメントのLGBTQ+の取り組み
最近、アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社(旧社名:日興アセットマネジメント)は、職場におけるLGBTQ+を含む性的マイノリティに対する取り組みが評価され、『PRIDE指標2025』において最高評価である「ゴールド」を7年連続で受賞しました。
さらに、数あるゴールド受賞企業の中でも、セクターを超えた主体と協働する「レインボー認定」を2年連続で獲得したことが注目されています。この成果は、同社がダイバーシティとインクルージョン(DEI)の推進に力を入れ、多様な人材が活躍できる職場環境を作り上げてきた結果と言えます。
DEIの重要性と実践
アモーヴァ・アセットは、社内外でのダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)の強化に注力しています。彼らは全地域において、LGBTQ+のサポート活動、女性のエンパワーメント、人種平等、そして障がい者支援のための従業員リソースグループ(ERG)を設置し、社員の16%が自発的に参加するなど、積極的な取り組みを展開しています。
特にLGBTQ+に関する活動においては、チームビルディングイベントや社内のアライネットワークを通じて、社員がLGBTQ+の権利を支援する機会を創出しています。また、グループ会社や他業種、グローバルな団体との情報交換や相互研修を行うことで、広範な協力関係を構築しています。
特定非営利活動法人「にじいろかぞく」との連携
さらに、今年は子育てをするLGBTQ+当事者や、LGBTQ+ファミリーの子どもたちを支援する特定非営利活動法人「にじいろかぞく」と連携する機会も得ました。この連携の一環として、東京プライドフェスティバルでは共同でブースを運営し、企業のLGBTQ+への取り組みを発信しました。また、社員主導のランチタイムセミナーも共同で開催するなど、継続的なパートナーシップを構築しています。
代表取締役社長のコメント
今回の受賞に対して、アモーヴァ・アセットマネジメントの代表取締役社長兼CEOのステファニー・ドゥルーズは、「私たちは、先進的な投資ソリューションで明るい未来を共創するというミッションのもと、全ての人が自分らしく力を発揮できる環境づくりを目指しています。今回の受賞は、私たち自身だけでなく、さまざまなステークホルダーとの信頼関係を築きながら成し得た成果です。今後も、協働を通じて社会全体の多様性と公平性、包摂性を高めていきます。」と述べています。
PRIDE指標とは?
「PRIDE指標」は、LGBTQ+に優しい職場を日本に実現するために、2016年にwork with Prideが策定した企業・団体の取り組みを評価する指標です。この指標は、行動宣言、当事者コミュニティの把握、啓発活動、人事制度・プログラムの開発、社会貢献・渉外活動の5つの柱から構成され、各分野での基準を満たした企業に評価が与えられます。
レインボー認定の意義
レインボー認定は、企業が自社の活動の枠を越えて、他の機関や団体との協働を図ることを評価する指標です。これにより、性的マイノリティが自分らしく働ける環境作りが推進されます。
まとめ
アモーヴァ・アセットマネジメントは、LGBTQ+に関する取り組みでの高い評価を得ており、その姿勢は他の企業にとっても模範となるものです。社会全体のDEIの向上に貢献し、より良い未来を目指す彼らの活動から目が離せません。