オリコ、みずほ銀行との新たな協力体制を築く
株式会社オリエントコーポレーション(以下、『オリコ』)は、株式会社みずほ銀行(以下、『みずほ銀行』)と新たに契約を結び、初の「Mizuhoポジティブ・インパクトファイナンス」を実施しました。この契約の締結は、オリコがこれまで取り組んできたサステナビリティのビジョンをさらに強化する重要なステップとなります。
ポジティブ・インパクトファイナンスとは?
ポジティブ・インパクトファイナンスは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を促進するために設計された金融手法です。このファイナンスでは、企業の社会的な影響を定量的かつ包括的に評価し、ポジティブな影響を創出する意図が認められる場合、資金の融資を行います。特に、みずほリサーチ&テクノロジーズが開発したインパクト評価フレームワークにより、企業の取り組みが評価されます。
オリコの中期経営計画とサステナビリティの重視
オリコは、今後10年後に目指すべき社会と姿を描き、サステナビリティを経営の中心に据えています。そのために、2025年3月期を最終年度とする中期経営計画を立案し、優先的に解決すべき6つのマテリアリティを特定しました。この委員会では「環境・地域」「顧客」「人財」の3つの側面から多面的な議論が展開され、新ビジネス創出へと繋がっています。
みずほ銀行の役割と目的
みずほ銀行は、オリコのマテリアリティに関連した取り組みを、新たな財務戦略の一環として評価しています。特に、環境、社会、経済へのポジティブな影響を強調し、持続可能な金融の推進を目指しています。また、株式会社日本格付研究所(JCR)からの第三者意見書も取得し、ポジティブ・インパクト金融原則への適合性が確認されています。
今後の展望と期待
この契約は、オリコとみずほ銀行との関係をより深め、持続可能な社会の実現に向けた新たな挑戦を示します。特にSDGs達成に向けた取り組みは、金融機関としての責任を果たすものであり、今後も両社は協力して、ポジティブ・インパクト創出の支援を継続していく予定です。この新しい金融商品を通じて、事業者の取り組みが一層支援され、社会全体に好影響をもたらすことが期待されています。
具体的な契約の詳細
- - 借入人: 株式会社オリエントコーポレーション
- - アレンジャー行: みずほ銀行
- - 貸付人: 岩手銀行、関西みらい銀行、十六銀行、大分北越銀行、東京スター銀行、栃木銀行、南都銀行、山梨中央銀行、ゆうちょ銀行(五十音順)
- - 契約締結日: 2024年9月25日
- - 実行日: 2024年9月27日
- - 期間: 3年
この新しいパートナーシップによって、オリコはさらに社会貢献へと貢献していく意向です。