俳優・紺野美沙子さん×都立図書館名誉館長・尾木直樹さん 朗読会&トークイベント開催!平和への想いを語り継ぐ
東京都教育委員会は、子供たちの読書活動促進を目的として、俳優の紺野美沙子さんを招き、朗読会・トークイベントを開催します。
今回のイベントでは、昭和29年に出版された「星は見ている 全滅した広島一中一年生・父母の手記集」から一編が朗読されます。朗読は、国連開発計画親善大使としても活躍する紺野美沙子さんが担当し、音楽と映像を交えて、広島原爆の悲惨さをより深く伝えます。
トークセッションでは、都立図書館名誉館長を務める教育評論家の尾木直樹さんと紺野美沙子さんが、読書の大切さ、本との出会い、図書館の思い出について語り合います。
尾木直樹さんは、44年間教壇に立ち、教育や子育てに関する著書を230冊以上出版するなど、幅広い活動で知られています。一方、紺野美沙子さんは、俳優業に加え、「紺野美沙子の朗読座」を主宰するなど、朗読にも情熱を注いでいます。
イベントは、都立中央図書館4階多目的ホールで開催され、小学生以上が対象です。未就学児は託児サービスを利用できます。参加希望者は、申込フォームから申し込むことができます。締め切りは令和6年6月28日(金曜日)17時00分です。
今回のイベントは、子供たちに戦争の悲惨さを伝え、平和の大切さを考える機会を提供することを目的としています。紺野美沙子さんや尾木直樹さんの言葉を通して、戦争の記憶を語り継ぎ、未来へ繋げていくことの重要性を改めて認識する機会となるでしょう。
東京都教育委員会は、今後も子供たちの読書活動の推進に向けた取り組みを積極的に行ってまいります。図書館を舞台に、様々な分野の著名人を招いたイベントを企画し、子供たちの知的好奇心を刺激し、読書への興味関心を高めていきたいと考えています。
また、今回のイベントを通して、図書館が地域社会の拠点としての役割を果たすことを目指しています。図書館は、単に本を借りる場所ではなく、人々が集い、学び、語り合う場として、地域住民の生活を豊かにする役割を担っています。
東京都は、今後も図書館の活性化を図り、地域住民がより快適に過ごせる環境作りを目指していきます。