日本限定シュタイフの「リトルサンタ」25作目、テーマは「Noel」
ドイツの老舗ぬいぐるみブランド、シュタイフが提案する日本限定シリーズ「リトルサンタ」が今年も登場しました。2022年9月16日から予約販売が開始されたこの25作目のテーマは、「Noel」。1997年から毎年発表されてきた日本限定のクリスマスモデルで、デザインの可愛らしさが大変好評を得ています。
テーマ「Noel」の意味とは
今年のテーマはフランス語でクリスマスを意味する言葉「Noel」。こちらの言葉の語源はラテン語の「Natalis=誕生」であり、シュタイフのテディベア誕生120周年と、リトルサンタシリーズ25周年という特別な年にふさわしい意味を持っています。この作品では、サンタ帽やケープ、ヒイラギモチーフといった昨年までのデザインとは異なり、文字で直接クリスマスを表現しています。
「リトルサンタ2022」の特徴
このリトルサンタのカラーは「無垢」をイメージしたホワイトが基調。ミルキーブラウンのフーディマフラーがアクセントとなっており、全体的に調和の取れたデザインになっています。また、ベアのあどけない表情は、まるで生まれたばかりの赤ちゃんのようです。
1. 特徴的なブローチ
このリトルサンタは、クリスタルのついた「Noel」ブローチがアクセントに。取り外し可能で、袋から出したときに暖かそうなフーディーマフラーは、お好みに合わせて軽く巻いたりタイトに結んだりと、アレンジが楽しめます。
2. ゴールドの足刺繍
ベアの足には、それぞれ「2022」と「Little Santa」の文字がクラシカルなフォントで刺繍されています。この刺繍にはゴールドの糸が使われ、大人の雰囲気も感じられます。
3. シュタイフのトレードマーク
伝統を彩る「ボタン・イン・イヤー」というシュタイフのトレードマークも欠かせません。限定品であることを示す赤文字のタグも付いています。
商品詳細
- - 販売国: 日本限定
- - Limited Edition: 1500体
- - 品番: 679186
- - 価格: 税込38,500円(本体価格35,000円)
- - サイズ: 幅15.5cm、奥行10cm、高さ25cm
- - 素材: モヘア、ポリエステル、ポリカーボネート
- - 公式サイトリンク: シュタイフオンラインショップ
シュタイフの歴史
シュタイフ社は1847年、ドイツ南部のキンゲンで創業されました。創業者であるマルガレーテ・シュタイフは、小児麻痺を患いながらも、フェルト製のおもちゃを作り始め、1880年には初のぬいぐるみ玩具を生み出しました。
彼女の甥リチャードが提案した「本物のようなクマのぬいぐるみ」が、現在のテディベアの起源となりました。これらのぬいぐるみは、特にアメリカで爆発的な人気を博し、シュタイフ社が誇る品質と可愛らしさは、今なお多くの人々に親しまれています。
テディベアの由来と文化
欧州では、テディベアは出産祝いの定番として人気が高く、赤ちゃんが生まれた際に贈ることが一般的です。シュタイフの製品は、その堅固な品質から「出産祝いにはシュタイフ」と称され、多くの家庭で大切にされる存在として愛されています。
シュタイフ社の製品づくりには、自然な可愛らしさを大事にする精神が込められています。カスタムメイドの高品質な素材を使用し、すべての製品は職人によって丁寧に仕上げられ、一体ずつ異なる表情を持っています。
このように、シュタイフはただのぬいぐるみではなく、一生の友となる存在を生み出し続けています。