自分史をスマホで形にする新プロジェクト
自分史を自費出版するためのセミナーと、スマホで読める電子書籍カードの開発を目指すクラウドファンディングが始まりました。株式会社アイデアルは、2025年5月31日までCAMPFIREでの資金調達を行い、自分の人生を物語として紡ぐ手助けをするプロジェクトを立ち上げています。このプロジェクトは、参加者が自分の半生を振り返り、その物語を残すためのセミナーをオンラインまたは対面で提供し、スマホに最適化した出版メディアの制作を目指します。
プロジェクトの目的
高齢化社会が進む中、認知症の予防は喫緊の課題です。本プロジェクトでは、自費出版を契機に考える時間を持ち、家族や知人と体験を共有することで、自分の人生を形に残す手助けを行います。このシステムを通じて、参加者は自分史を自費出版したいという思いを実現できるだけでなく、認知症の予防にも寄与できるでしょう。
セミナーの内容
自分史の自費出版セミナー
このセミナーは、誰でも参加可能で、自分のスマホを使って手軽に物語を作成するプロセスを学ぶことができます。参加者は、自分のキャリアや人生のストーリーを振り返りながら、他者と考えを共有する場を持つことができます。セミナーでは、個別面談も行い、具体的な出版プランを考えるサポートを提供します。
電子書籍カードの開発
スマホで閲覧可能な電子書籍カードは、最少1枚から発行可能です。これにより、参加者は完成した自分史を家族や友人に配布できる形になります。また、閲覧は会員登録なしで行え、電子機器に不慣れな人でも安心して使えるという利点があります。
プロジェクトの背景
プロジェクトを立ち上げた代表者は、キャリアコンサルタントとして多くの求職者を支援してきましたが、自己PRや職歴の文章化が難しいと感じる方が多いことに気づきました。そのため、参加者が自分のキャリアを振り返る「棚卸し」の重要性を実感し、これを広める手段として自分史の自費出版を選びました。とはいえ、認知症の問題に向き合う機会も増え、その取り組みがキャリア形成のみならず、認知症予防にも力を入れるきっかけとなったのです。
プロジェクトのスケジュール
- - クラウドファンディング期間: 2025年5月7日~5月31日
- - セミナー開始: 2025年6月より随時開催
- - 電子書籍カード発行開始: 2025年9月より
- - 最終発行期限: 2025年12月
サポート体制
セミナー参加者には、オンラインまたは対面での個別面談を提供し、自分史の作成をサポートします。また、必要に応じて追加のリターンとして、個々にカスタマイズした支援が行えるよう配慮されています。
最後に
このプロジェクトは、自分の歴史を形に残すだけでなく、認知症を具体的に意識し、予防するための一歩となります。また、参加者は自分のスマホを利用して直接体験することができるため、手軽に取り組むことができます。今後は、教育分野での利用や音声AIとの連携を進め、新たな出版の可能性を広げることを目指しています。自分史を通じて、人生の多様なストーリーをみんなで共有してみませんか?