アレクサンドリア図書館プロジェクトの一周年を祝うシンポジウム開催

BAP一周年記念シンポジウムの開催について

今年で一周年を迎えるBAP（Bibliotheca Alexandrina Project）が、10月4日にシンポジウム「アレクサンドリア図書館と多元創知」を開くことが決定しました。このイベントは、アレクサンドリア図書館コンソーシアム事務局が主催し、国際連合大学で行われます。参加者は、アレクサンドリア図書館の歴史や多元創知のコンセプトについて理解を深める機会を得られます。

BAPについて

BAPは、日本語公式サイトを中心に古代アレクサンドリア図書館の解説ページや、現在と過去の図書館を包括的に取り扱っています。また、「多元創知」という理念を重視し、異なる視点を持つ人々が対話を行うことで、持続可能な社会の形成を目指しています。この考え方は、知的多様性を高めることが重要とされています。

シンポジウムの詳細

シンポジウムは、10月4日の午前11時から開始され、国際連合大学にて行われます。開場は午前10時30分を予定しており、参加は無料です。定員は100名ですが、事前申し込みが必要になります。参加希望の方は、9月26日までにメールで申し込みを行う必要があります。

シンポジウムプログラム

シンポジウムでは、開会の言葉から始まり、国連大学学長のメッセージ、基調講演、BAPの設立と今後の展望、古代アレクサンドリア図書館をCGで再現するプロジェクトに関する講演が行われます。また、パネルディスカッションでは、多元創知についての議論が展開されます。現アレクサンドリア図書館の館長、イスマイル・セラゲルディン氏も参加予定です。