この春に登場、ローランドの新ステージ・キーボード
2025年2月15日、ローランド株式会社が新しいステージ・キーボードのラインアップ『V-STAGE 88』と『V-STAGE 76』を発表しました。この新製品は、音質と演奏性を追求し、プロのキーボード・プレイヤーに最適なツールとして設計されたプレミアムモデルです。88鍵と76鍵の2種類が用意されており、多彩なパフォーマンスが期待されています。
充実したサウンド・エンジンと操作性
新たに搭載された4つの独立したサウンド・エンジンは、アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザーのサウンドを完璧にモデリング。これにより、各楽器の特性を活かした表現が可能となり、さらにRoland Cloudとの連携による音色拡張も実現しています。
ステージ演奏のために設計されたデザイン
『V-STAGE』は、演奏中に迅速な操作が求められる場面を考慮したパネルレイアウトが特徴。各サウンド・エンジンに専用のノブ、ボタン、スライダーが設けられ、瞬時にエフェクトの調整や音色の変更が可能です。また、視認性の高い4.3インチのカラーディスプレイも搭載し、設定の確認や調整もスムーズに行えます。
ステージパフォーマンスをサポートする機能
最大512種類の「シーン」を記憶・呼び出しができる「シーン・チェイン」機能を備え、セットリストの切り替えを簡単に行えます。切り替え時の音切れも最小限に抑え、スムーズなパフォーマンスを実現。鍵盤の操作性にもこだわり、例えば『V-STAGE 88』にはウェイテッド・ハンマーアクション鍵盤が搭載されています。
豪華な音響体験を提供
- - アコースティック・ピアノ:2種類のグランド・ピアノやアップライト・ピアノサウンドを含む、リアルな音響特性を再現。
- - エレクトリック・ピアノ:多様なエレクトリック・ピアノの音色を的確に表現し、ステージで重宝される音色を提供。
- - オルガン:Virtual Tone Wheel音源による本物のトーンホイール・オルガンの演奏が可能。
- - シンセサイザー:400種以上のZEN-Coreサウンドによって、豊かな音楽表現が可能です。
まとめ
『V-STAGE 88』と『V-STAGE 76』は、プロのステージ・プレイヤーに贈る期待の新製品です。最新技術が投入されたこのステージ・キーボードは、表現力と操作性の両立を強く意識した設計となっています。さまざまなジャンルの音楽に対応できるこのキーボードが、今後の音楽シーンにどのような影響を与えるのか、発売が待たれます。興味のある方は、ぜひローランドの公式サイトで詳細をチェックしてみてください。