熊本初の男子プロバレーボールチーム「熊本Virex」が始動！

熊本Virexが目指す未来

2026-27シーズンからのVリーグ参入を目指し、熊本に新たな男子プロバレーボールチーム「熊本Virex」が発足しました。このチームは、地元に強いバレーボール文化が存在する熊本県において、選手たちがプロとして活躍できる環境を整えることを目的としています。

熊本県のバレーボール環境

熊本県は全国的にも名高い強豪高校バレーボール部が多く、多くのプロ選手がこの地から巣立っています。しかし、選手たちが大学進学や県外でのキャリア形成を選ぶ中で、地元でプロのまま続けられる環境が整っていないことが課題でした。このような状況を受けて、一般社団法人熊本スポーツクラブが「熊本Virex」を立ち上げました。

チームのビジョン

「熊本Virex」は、選手たちが「帰ってきたくなる場所」、ファンにとって「帰ってきたい場所」を提供し、地域との絆を深めることを目指しています。チームのビジョンは「仲間と共に'カチ'（勝ちと価値）を築き、つなぐ未来を創造する」というものであり、地域と共に成長し、バレーボールを通じて熊本の未来を変革する姿勢が表れています。

具体的な活動と目標

「熊本Virex」は、すでに9名の選手を擁しており、2024年8月には第一回のトライアウトを成功裏に終え、本格的な活動がスタートしました。今後の具体的な目標として

- 競技力の向上
- 地域貢献
- 若手育成

これらを掲げています。徹底したトレーニングによってチームの実力を高めることや、地域密着型の活用を通じてバレーボール文化の普及に努めていきます。

代表の思い

熊本Virexの代表である早瀬省吾氏は、自身の経験を踏まえ、今後のチームの発展に全力を尽くしています。彼は過去に熊本県八代市で生まれ、成長していく中でバレーボールにたくさんの情熱を注いできました。彼は「熊本Virex」の設立は、自身がバレーボール選手として一度も満足できなかった経験から生まれたもので、ファンと共に作り上げていくチームを目指しています。