SAMI VIDEO PITCH、Hack Osaka 2021で正式採用とβ版リリースを発表

最近、SAMI LLCが開発した「SAMI VIDEO PITCH」が、Hack Osaka 2021のピッチコンテスト「Hack Award 2021」に正式に採用されたことが発表されました。このピッチコンテストは初のオンライン開催となり、スタートアップ企業が一堂に集まる場として注目されています。「SAMI VIDEO PITCH」は、プレゼンテーションを効率的に生成、収集、管理するためのプラットフォームであり、オンラインイベントの現場で非常に有用なツールです。

これにより参加企業は、事前に指定されたフォーマットに従ってピッチ動画を収録できます。この画期的なプロセスにより、運営側の動画収集に掛かる手間が軽減され、スムーズなカンファレンスの運営が実現します。

SAMI VIDEO PITCHはすでに一部機能をクローズド版で提供していましたが、Hack Osakaの開催に合わせて、SaaS型のβ版がリリースされました。このβ版により、動画の生成から管理までのプロセスが一元化され、効率的な運営が可能になります。

Hack Osakaは、大阪市で毎年開催される国際的なイノベーション会議であり、2013年から続いている古い歴史を持ちます。今回で8回目を迎えるこの会議には、国内外から様々なプレイヤーが集まり、多様な視点からイノベーションを討論します。特にピッチコンテスト「Hack Award」では、世界中の起業家が集まり、独自のビジネスプランとアイデアを競い合います。

SAMI LLCは、「日本とロシアのテクノロジー産業に新しい事業機会を創出する」というミッションの下、日露のIT産業をつなげる事業を展開中です。自社開発の「SAMI VIDEO PITCH」は、特にコロナ禍で増加したオンラインイベントの運営効率を大幅に向上させるために設計されています。参加企業は、ブラウザを通じて指定されたフォーマットに従い、スムーズに動画を収録でき、その結果は一元管理される仕組みです。

今後は、様々な録画機能の実装や、動画のアクセス権管理、フィードバック機能の追加が計画されています。これにより、非同期コミュニケーションが推進され、多彩なビジネスシーンで利用されることが期待されています。

この新しいプラットフォームが、オンラインイベントの未来を切り開く可能性を秘めており、スタートアップだけでなく大企業や投資家にも注目されています。今後のSAMI VIDEO PITCHの進展から目が離せません。