慶應での法律セミナー
2023-10-10 08:30:01
慶應で学ぶ!ステマ規制を受けたインフルエンサー活動の重要性
慶應でステマ規制を学ぶ
慶應義塾大学のインフルエンサーコミュニティ「慶應インフルエンサーズ会」が、10月から新たに施行されるステマ規制についてのワークショップを開催しました。特別講師には行政書士であり、タレント活動も行う小倉早貴氏が招かれ、審議中の法律や市場の動向について解説が行われました。
このワークショップは、インフルエンサー同士の情報交換を目的に2021年に結成された「慶應インフルエンサーズ会」にとって、特に重要な学びの場となりました。小倉氏は、改正されたステルスマーケティング(ステマ)規制がもたらす影響について語り、「PR投稿には広告であることを明示する必要がある」といった注意点を指摘。彼女はまた、最近の報告書によれば、SNS上でのステマ市場が過去5年間で1.5倍増加していることを紹介し、今後インフルエンサーが直面するリスクを強調しました。
「消費者庁が違反企業を公表するリスクもあります。築き上げた信頼は瞬時に失われる可能性がある」と力強く訴え、法律の知識が自己防衛の鍵であることをメンバーに強調しました。
ワークショップの雰囲気と参加者の反響
参加者たちは、小倉氏の解説を真剣に聞き入り、また、グループワークを通じて具体的な事例について議論を交わしました。慶應インフルエンサーズ会の代表、菅原京香さんは「法律を学ぶ機会がなかったので、こうしたセミナーが非常に有意義でした。今後も自分たちのイメージを守るため、継続的な学びを続けていきたい」とコメントしました。
また、Miss International 2024ファイナリストの河手マナミさんは、法律についての認識が深まったことをうれしく語り、「法律を守ることが自分を守ることに繋がる」と実感することができました。さらに、ミスターSFC 2023の増田龍暉さんも、「リスクや注意点を意識してこなかったが、今のうちに気づけてよかった」と言及し、ワークショップの内容が自己を省みる機会となったと明かしました。
PR案件体験と契約書の締結
ワークショップ後半には、慶應義塾大学薬学部に在学中のYouTuber、Kanaさんが特別ゲストとして登壇し、PR案件現場の実態を語りました。Kanaさんによると、PR案件では、ブランドロゴなどが適切に表示されているかどうかを事前に詳細にチェックする必要があります。クリエイター自身も細かいポイントを意識することが大切だと訴えました。
最後には、参加者たちが「覚書」として今後気を付けたい点を記入し、簡単な契約を結ぶ体験が行われました。この実践的なワークショップに参加した学生たちは、「契約書を初めて見た」「しっかり内容を読み込んでサインする必要がある」との反応を示し、法律の重要性を再確認する機会となりました。行政書士の指導のもと、一つずつ契約書について学ぶことができ、貴重な体験だったようです。
小倉早貴氏について
小倉早貴氏は、立教大学法学部を卒業後、Miss Japan 2020の準グランプリを受賞し、その後、法律に関する知識を深めることを決意。弁護士秘書としての経験を経て、2023年に行政書士として独立しました。Z世代への法教育に力を入れており、YouTubeやSNSを通じて法律知識の普及に努めています。
このワークショップはインフルエンサーたちにとって新しい知見を得る場となり、今後の活動に役立つ貴重な経験となったことでしょう。
会社情報
- 会社名
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saki行政書士事務所
- 住所
- 東京都台東区北上野2-7-5
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