世界渡り鳥の日
2026-04-27 14:35:23

「世界渡り鳥の日」に見る市民科学での鳥類保護の重要性

5月9日は「世界渡り鳥の日」



5月9日(土)、国連が定めた「世界渡り鳥の日」が迎えられます。この日、世界中で行われるイベントでは、人々が渡り鳥についての知識を深め、保護活動の重要性を理解する機会が提供されます。今年のテーマは「市民科学」、スローガンは「どんな鳥も記録しよう—あなたの観察が鳥たちの未来を守る」です。

「世界渡り鳥の日」は、渡り鳥そのものとその保護の重要性を広めるための国際的な運動です。2006年に国連環境計画(UNEP)と二つの国際条約、アフリカ・ユーラシア大陸渡り性水鳥保全協定(AEWA)および移動性野生動物の種の保全に関する条約(CMS)の共同により始まりました。毎年、5月と10月の第2土曜日がこの日は指定され、今年は5月9日(土)、10月10日(土)となります。

渡り鳥を守るために市民科学が必要



今年のテーマ「市民科学」は、渡り鳥の保全において市民が果たす役割に焦点を当てています。市民が行う観察は貴重なデータを生み出し、地域や国、さらには国際レベルでの鳥類保護に貢献します。庭先での簡単なバードウォatchingから国際的な調査まで、誰もが参加できる機会が提供されています。

実際に、何百万人もの人々が自分の観察結果をeBirdを通じて記録することで、渡りのパターンや個体数、生息地の変化を把握する手助けをしています。このような活動は報われ、データとして蓄積され、将来的な鳥類保護政策においても重要な役割を果たしています。

グローバル・ビッグ・デーとは



特に注目したいのが、5月9日が「グローバル・ビッグ・デー」と重なる点です。この日は世界中で一斉に野鳥を観察し、結果を報告する日です。たった5分から10分間の観察でも参加でき、市民科学の一環として活動に参加することができます。スマートフォンのアプリやウェブサイトを通じて、観察内容を簡単に投稿できるのも魅力のひとつです。

東京湾野鳥公園でのイベント



日本野鳥の会は、東京の東京港野鳥公園で「東京港野鳥公園ビッグ・デー」と題し、特別なイベントを開催します。このイベントに参加すると、園内で自由にバードウォッチングを楽しむことができ、さらに観察した鳥をeBirdに投稿する機会が与えられます。参加者には記念品も用意されているため、興味のある方には絶好の機会と言えるでしょう。

参加する意義



「世界渡り鳥の日」は、渡り鳥だけでなく、鳥たちが生息する環境を守るための活動の一環です。私たち一人ひとりの観察が、長期的なデータ収集の一部として重要な意味を持ちます。参加することで自分自身の理解を深め、地域社会や国際的な保全活動にも貢献することが可能になります。

バードウォッチングを通じて、新たな発見や感動を経験できる「世界渡り鳥の日」。ぜひ一緒に参加し、渡り鳥とその生息地を守る活動を支えていきましょう。


画像1

会社情報

会社名
公益財団法人日本野鳥の会
住所
東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル3階
電話番号
03-5436-2630

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。