近年、私たちの生活する環境は、さまざまな要素に影響されて変わり続けています。同時に、地域コミュニティの活性化も重要な課題です。そのため、東京都港区に本社を置く株式会社エスコンは、北海道北広島市との連携により、地域のシンボルである『北広公園』のリニューアルを発表しました。このプロジェクトは、2026年11月に予定されているリニューアルオープンに向けて、私たちの生活に新しい風を吹き込むことを目指しています。
北広公園は、整備から約50年が経過し、その間に地域の変化や住民のニーズも多様化しています。老朽化が進んでいる施設や、使いにくくなった公園の状況を鑑み、エスコンはこの公園を多世代が楽しめる場所へと再生することを決定しました。リニューアルの際には、公共と民間の連携を通じて得た知見や資源を最大限に活かすことが計画されています。
リニューアルの経緯
「ES CON FIELD HOKKAIDO」の最寄り駅として名高いJR北広島駅の西口周辺では、賑わいを創出するプロジェクトが進行しています。その一環として、エスコンは商業施設『tonarie北広島』や『エスコンフィールドHOKKAIDOホテル』などの複合施設の展開を行い、駅周辺のエリア活性化を図っています。
その中で、北広島市保有の北広公園のリニューアルが実現に至りました。この公園は、1972年12月に供用開始され、当時から多くの市民に親しまれてきましたが、老化によってその魅力が十分に発揮できない状況にありました。そのため、リニューアルにより、北広島市の顔とも言える公園を再生し、より多くの人々が集う場所へと変貌させることが求められています。
リニューアルコンセプト
リニューアルのテーマは「誰もがワクワクするエントランスパーク」。この取り組みは、ハード面とソフト面の両方から進められる予定です。公園内には多様な交流の場が設けられ、新たな価値を生み出す機会を提供します。自然環境を大切にしながら、人々が憩い、学び、交流する場となることを目指しています。
具体的な計画としては、北東部に設けられるエントランス広場、南東部のイベント広場、中央には芝生広場とステージ広場が配置されます。さらに、「PARK SPINE」と名付けられた通路が、公園内を横断し、訪れる人々に新たな発見を提供する仕掛けが施されます。
施設の概要
リニューアルされる北広公園は、面積が26,523㎡にわたり、訪れた人々が様々な活動を楽しむことができる空間に変わります。このプロジェクトは、未来の北広島市の一端を担うものであり、地域住民や観光客にとっても魅力的な場所となるでしょう。企業版ふるさと納税を活用したこの取組は、地域創生を支援し、持続可能なまちづくりへの取り組みとなっています。
リニューアルオープン予定日は2026年11月。そして、その瞬間、北広島市の新たな雰囲気とともに再び、多くの市民に愛される公園となることを期待しています。今後もエスコンは、地域の活性化を通じて、住みやすい環境の構築に尽力していきます。