株式会社情報戦略テクノロジーが推進するAI活用の成功事例
はじめに
近年、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を認識し、自社の業務プロセスに革新をもたらそうとしています。そのなかでも、株式会社情報戦略テクノロジー(東京都渋谷区、代表取締役社長 高井淳)は生成AIを駆使した新しい営業モデルの確立に向けて、積極的に取り組んでいます。この取り組みは、ただの業務効率化にとどまらず、持続可能な成長と顧客への価値提供の向上を目指しています。
背景と目的
同社は、DX推進の第一歩として「0次DX」という新しい概念を提唱しています。この概念に基づき、自社の業務プロセスを絶えず改良し、変化する市場に迅速に対応することを目指しています。特に、生成AIを活用したツールの開発はコスト削減を主軸に、組織全体の生産性向上と新たな収益機会の拡大に寄与しています。営業活動を高度に再構築するため、研究開発(R&D)への投資を行い、革新的な営業スタイルの確立を目指しています。
成果と実績
実際に、AIを導入した営業プロセスでの定量的・定性的な成果が明らかになっています。
定量的成果
1.
業務時間の創出
- 年間で15,000時間(約100人月)を創出し、月あたり1,300時間の削減を実現。
- 主に議事録作成(840時間)やメール作成(280時間)の定型業務が自動化され、時間の85%を占めています。
2.
早期戦力化
- 新卒や中途の営業未経験者が初受注を得るまでの期間を平均8か月から6か月に短縮。
3.
新規顧客獲得数の向上
- AIを活用した戦略提案の強化により、アポイント獲得数が前年比25%増加しました。
定性的成果
- 以前よりも深く顧客課題を理解し、その上で戦略的な提案が可能となりました。
- AIとの対話を通じた新たなアイデアの創出が行われ、これまでとは異なる角度からのアプローチが実現されています。
- ルーティンワークが減ることで、担当者はより創造的な業務に集中できる環境が整えられ、エンゲージメントも向上。
責任者のコメント
営業企画部部長の山川大志氏は、今回のAI導入が単なる効率化を超えて、組織全体を属人性から解放するハイブリッド・セールスモデルを確立するための第一歩であると強調しています。また、高品質な提案を短期間で創出することで、戦略コンサルタント集団化の加速が促進されていることも指摘しました。
今後の展望
情報戦略テクノロジーは、この成功例を元にさらに多くの業務にAIを導入し、全社的な収益構造の改革に繋げていく方針です。AI戦略を主導する専門組織「AI CoE(Center of Excellence)」が全体最適を目指し、業務プロセスの再設計に取り組むことで、企業の競争優位性を確保し、企業価値の最大化を実現します。
会社概要
- - 社名: 株式会社情報戦略テクノロジー
- - 代表者: 代表取締役社長 高井 淳
- - 所在地: 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー15F
- - 電話: 03-6277-3461
- - 事業内容: 大手企業向けDX内製支援サービス等
- - URL: https://www.is-tech.co.jp/
情報戦略テクノロジーの取り組みは、業界全体に革新をもたらす可能性を秘めており、今後の動向に大きな期待が寄せられています。