AIで自分の取扱説明書を作成する「ジブトリ」
職場でのコミュニケーションの悩みを解決する新しいサービス「ジブトリ」が誕生しました。このサービスは、AIとの対話を通じて自分自身を深く理解し、「取扱説明書」を作成することを目指しています。「ジブトリ」は、2026年7月10日から12日まで渋谷の100BANCHにて開催される「ナナナナ祭」で初めてお披露目される予定です。
開発の背景
「相談が生まれない職場」という問題は、多くの企業が抱えている共通の悩みです。特に尖った人材が、社会に出ると発達障害とレッテルを貼られ、相談ができず疲弊してしまうケースが見られます。この問題は、個人の資質だけでなく、企業にとっても重要な人材流出につながるため、何とか解決しなければなりません。
相談ができない背景には、過去の経験から「相談しても意味がない」と感じたり、自分の特性をうまく言葉にできなかったり、自責の念にかられてしまうことが挙げられます。これらの壁を取り払い、相談のしやすい環境を作ることが「ジブトリ」の目的です。
「ジブトリ」の特長
「ジブトリ」には、以下のような画期的な特長があります。
1.
AIとの対話による自己理解
AIは、自分自身の特性や感覚を言語化する手助けをします。これにより、普段は気づかない感情やクセを理解し、それを相手に伝える際に役立つ表現に変えることができます。
2.
反スティグマ設計のキーホルダー
診断の結果から作成されたキーホルダーは、個々の特性を「欠点」としてではなく、他者との「接点」として捉えられるようにデザインされています。自分の特性を受け入れることで、他者との協力を促進します。
3.
評価分離の設計
集めた特性データは人事評価に使用しないことが大前提です。これにより、従業員は安心して自己開示できる環境が整います。
社会的意義
「ジブトリ」は、発達障害というラベルがつけられた人たちが、本来の自分を発揮できるような環境を提供します。そのためには、特性を「修正すべき欠点」と見るのではなく、社会の中で「接点」として活かすアプローチが必要です。このサービスは、相談が自然と生まれる関係性を築き、個人と組織の両方に利益をもたらすことを目指しています。
未来展望
将来的には、ジブトリを個人の理解だけでなく、組織全体での活用へと発展させ、企業が人材を維持できる仕組みを作り上げることを狙っています。上司や同僚が、それぞれのメンバーの取説を理解し、どのように彼らの力を引き出せるかを具体的に把握できるようになります。
タッチ&トライイベントのご案内
「ジブトリ」を実際に体験できるタッチ&トライイベントが、7月10日から12日の3日間、渋谷の100BANCHで開催されます。このイベントでは、参加者がAIと対話しながら自分自身の取扱説明書を作成する体験ができ、キーホルダーもその場で受け取ることができます。具体的なプログラムや体験内容については、こちらで確認できます。
開催概要
- - イベント名:100BANCH ナナナナ祭「torisetsu factory - あなたの取扱説明書つくりませんか?」
- - 開催日時:2026年7月10日(金)12:00〜20:00、7月11日(土)12:00〜20:00、7月12日(日)12:00〜18:00
- - 会場:100BANCH 2F(東京都渋谷区渋谷3-27-1)
- - 体験料金:無料(キーホルダー作成は1,000円)
この取り組みにより、職場でのコミュニケーションが活性化し、各自が自己を理解し合える環境が整うことを期待しています。今後の展開にも注目が集まっています。