YKK APの新しいバルコニー手すりが2024年度グッドデザイン賞を受賞

高級感と透明感を持つ新デザイン

YKK AP株式会社は、その革新的なデザインのバルコニー用手すり「エルビュートハンドレール」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。受賞したのは、「エルビュートハンドレール二辺支持」と「エルビュートハンドレールフレームイン四辺支持」の2デザイン。この受賞により、YKK APが今後もデザインと性能の両面から住環境の向上に寄与することが期待されています。

デザインの特徴

新たに受賞した「エルビュートハンドレール」は、住宅デザインへの配慮が随所に見られます。スリムなフレームとシンプルな構成が与える眺望性は、バルコニーのデザインをより魅力的に演出します。特に、住宅外観に調和する多様なデザインバリエーションを揃えることによって、住まいの美しさを高めることができます。

共通特長

- 眺望性に優れる内観デザイン：室内側はスリムな支柱や目立たない固定部品構成。
- ガラスパネルのバリエーション：住宅外観や用途に応じた選択肢が豊富。

二辺支持デザイン

このデザインは、上下二辺でフレームを支持し、強化ガラスを使用。シンプルな美しさが際立つフラッグシップモデルであり、奥行のある手すりが住宅の水平感を強調します。連続するガラスパネルは、ミニマルな印象を与えつつも、機能的です。

フレームイン四辺支持デザイン

こちらはガラスと手すりとの一体感を重視したデザインで、幅広い用途に適応します。テーパー形状のスリムな上枠一体型手すりが特徴で、ガラスパネルのフラット感と連続性が強調される仕組みです。視覚的な美しさに配慮しています。

安全性と施工性の向上

手すりは、幼児の転落を防ぐために、足がかりを最小限に抑えた構造と高さ1.2メートルに設計されており、安全性もしっかり考慮されています。また、シーリングレス施工を採用することで、安定性と省施工化を図るとともに、施工業界の人手不足に対する対策も進めています。

日本的な配慮

デザイン評価についても審査員からの高い評価を受けています。特に、2階以上のリビングとテラスの空間が一体化するような意匠が求められる中で、シンプルでありながらも視覚的な美しさが巧みに保たれています。さらに、ダークなガラス色の選択肢もあり、開放感を維持しつつ外部からの目隠し機能も果たす配慮がなされています。