英国王室も認めたテーラー、Benson & Cleggが日本初上陸
2023年、Benson & Clegg(ベンソン&クレッグ)が日本に初めて上陸しました。このロンドンの著名なビスポークテーラーの魅力に迫ります。
Benson & Cleggの歴史
1937年に創業されたBenson & Cleggは、ロンドンのジャーミーストリートに本店を構え、今なお多くの紳士に最高級の仕立て服を提供しています。特に、彼らのテーラリング技術は評価が高く、長年にわたり紳士服ブランドの中でも突出した存在感を誇っています。
英国王室との繋がり
Benson & Cleggは、英国王室に公式なテーラーとして認められたことでも知られています。1944年には当時のジョージ6世からロイヤルワラントを授与され、国内のハンドメイドスーツの品質の象徴となりました。この名誉は、以来ずっとBenson & Cleggの誇りとして受け継がれています。
1976年には、ピカデリー・アーケードに店舗を移し、1992年にはプリンス・オブ・ウェールズにボタンやワッペン、ネクタイを供給するという独自の地位を築きました。
現代のBenson & Clegg
現在、Benson & Cleggを率いるのは、マーク・ゴードン氏です。彼は、ロンドン警視庁での経験を持つ専門家で、2014年から同ブランドのマネジングディレクターに就任しています。彼のリーダーシップのもと、品質を維持し続けるすばらしい製品を提供しています。
また、同ブランドのヘッドカッターであるトニー・マーティン氏は、21歳からテーラーとしてのキャリアをスタートさせ、長年の経験を持つ熟練の職人です。
日本初上陸の背景
Benson & Cleggの日本での展開を担うmuse style lab(ミューズスタイルラボ)は、テーラリングプロデューサーの勝友美氏が代表を務めており、彼女自身がスタイリングや採寸を行います。日本初の女性テーラーとして知られる勝氏は、テーリング業界での経験を活かし、Benson & Cleggの品質を日本に広げる役割を果たしています。
六本木店の情報
Benson & Cleggの製品を日本で体験できる場所は、六本木に位置するmuse style labです。ここでは、実際にオーダーメイドのスーツを手にすることができ、英国王室御用達の品質を直接感じることができます。
- - 所在地:東京都港区六本木5-2-1望月ビルB1-3F
- - 電話番号:03-6434-5712
- - 営業日:水曜日から日曜日
- - 営業時間:11:00〜20:00(定休日:月曜日)
まとめ
Benson & Cleggの新たな試みとしての日本初上陸を機に、さらに多くの人々にその魅力が伝わりますように。日本におけるテーラー文化を豊かにする、そんな存在として注目されています。