早稲田大学と日立の協定
2020-02-04 14:30:06
早稲田大学と日立が手を組み、セキュリティ人材育成に取り組む
早稲田大学と日立ソリューションズの協力
2020年2月3日、早稲田大学と日立ソリューションズは新たに学術交流協定を締結し、サイバーセキュリティの領域での協力を開始しました。この協定の目的は、急速に進化するサイバー攻撃に対応できる高度な専門性を有する人材を育成し、安全で安心な社会の構築に寄与することです。
サイバー攻撃に立ち向かうための協力
昨今のサイバー攻撃は、その手法が日々進化しており、企業や公共機関においては、その対策が急務となっています。特に、5G通信技術の普及に伴い、IoT機器が増加する中での攻撃リスクが懸念されています。このような背景から、日立ソリューションズとCDSは2019年6月より、セキュリティ分野における次世代人材の育成を目指して協力を進めてきました。
セキュリティ教育プログラムの充実
協定では、日立ソリューションズの専門家による「情報セキュリティの現場論」というセミナーも開催されており、参加する学生は実践的な知識を学ぶことができます。この講座は、専門的なカリキュラムを経て、さらに社会人向けのリカレント教育プログラムにもつながります。
ハッキング体験とシンポジウム
記念シンポジウムとして行われた「情報セキュリティ vs AI」では、参加型のワークショップも実施され、学生たちはハッキングの実際の技術を体験する機会がありました。実際の攻撃方法や防御策についてのケーススタディを通じて学ぶこの活動は、参加者にとって非常に有意義な体験となりました。
パネルディスカッションでの議論
シンポジウムの後半には、専門家たちによるパネルディスカッションも行われ、「AIによるサイバー攻撃の探知」というテーマが取り上げられました。議論では、AI技術が進化する中で、どのように攻撃や詐欺を防ぐかが焦点となりました。専門家たちは、AIがサイバーセキュリティにおける強力な武器である一方で、その使用が難しい場面もあることを強調しました。
大学と企業の連携に期待
これらの取り組みを通じて、早稲田大学と日立ソリューションズは、ビジネス界における情報セキュリティの重要性を深く理解し、学生や社会人が必要なスキルを身につける場を提供することを目指しています。この協力が今後、さらなる発展を遂げることに期待が寄せられています。
まとめ
早稲田大学と日立ソリューションズの連携は、単なる学術的な交流に留まらず、実際のビジネスや社会におけるセキュリティ対策の強化につながる重要なステップです。今後も両者が協力して新たな課題に挑むことで、より良い未来を築いていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社日立ソリューションズ
- 住所
- 東京都品川区東品川4ー12ー7日立ソリューションズタワー
- 電話番号
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03-5780-2111