スタートアップとゼブラ企業の新たな支援策
インパクトサークル株式会社は、スタートアップやゼブラ企業向けに新たな「インパクト可視化サービス」の本格的な提供を開始しました。このサービスは、企業が社会課題の解決に向けての取り組みを明確にし、その進捗を効果的に評価するためのものです。投資家や従業員、取引先との信頼関係を築くことが目的で、業務負荷を抑えつつ、実行可能で説得力のあるインパクトの策定・活用を実現するものです。
インパクト投資市場の背景
昨今、インパクト投資市場が急激に拡大している中、日本国内でも2024年には17兆円規模に達すると予測されています。スタートアップやゼブラ企業は、社会課題をベースに事業展開を行っていますが、その成果を適切に示す必要があります。定量・定性の両方で成果を明らかにすることで、資金調達や人材確保などの活動に好影響を与えることが期待されます。
しかし、現場には課題が残されています。課題設定や指標設計に関する理解不足、高い運用コスト、成果を伝える方法が不十分であることが大きな障害となっています。
インパクトサークルの取り組み
インパクトサークルは、専門的人材による伴走支援を通じて、独自のシステムやクリエイティブ手法を組み合わせ、こうした課題を解決することを目指しています。新たな「インパクト可視化サービス」により、スタートアップやゼブラ企業が社会的課題の解決と事業成長の両立を実現できるよう支援します。
サービスの構成
「インパクト可視化サービス」は、3つの段階で構成されています。これにより、企業が直面する「ノウハウやリソース不足」の課題を解決し、効果的な情報発信を通じて成果の最大化を支援します。
STEP1: 前提整理・セオリー策定
最初のステップでは、コンサルティングとシステムを組み合わせ、社会課題や事業目的、ステークホルダーを整理します。そして、インプットやアウトプットを体系的にモデル化し、ロジックモデルや指標を設計します。
STEP2: 指標の計測・評価
次に、KPIに基づきデータを収集・分析します。これにより、企業の成果を視覚化し、継続的なモニタリングを行うことで負担を軽減します。
STEP3: インパクトの活用
最後のステップでは、得られた成果をインパクトレポートや動画、記事として整理し、企業の内外で効果的に伝達します。これにより、採用活動やブランド強化にも活用できます。
サービスがもたらす効果
このサービスを利用することで、企業は解決すべき社会課題を明確にし、その実現に向けた戦略を策定できるようになります。インパクトを可視化するプロセスを通じて、企業が持続的に成長していける基盤を提供します。その結果、以下のような効果が期待されます。
- - 投資家との関係強化: 社会的リターンを示すことで、投資家の理解と信頼を得やすくなります。
- - 従業員エンゲージメントの向上: 社会課題の解決に貢献することで、社員の士気や採用力を高めます。
- - 取引先からの信頼獲得: 社会的意義を証明する材料として活用し、新規取引やパートナーシップを拡大できます。
今後の展望
インパクトサークルは、スタートアップやゼブラ企業が「社会課題の解決」と「事業成長」を両立できるよう、今後も取り組んでいく方針です。特に、知見の共有やインパクトのプラットフォーム構築に注力し、多くの企業が参加できる環境を整えることを目指しています。これにより、社会的なインパクトを持つ企業の成長を加速させ、持続可能な社会の実現へ貢献していきます。
お問い合わせ
インパクトサークル株式会社
担当: 大村、鈴木
TEL: 03-6757-4532
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