新拠点「élab」オープン
2021-07-19 09:00:03
台東区に誕生する循環型社会の拠点「élab(えらぼ)」クラウドファンディング開始
日常に根付く循環型社会を目指して
東京都台東区鳥越に新たな複合施設「élab(えらぼ)」のオープンが決定し、クラウドファンディングが開始されました。2021年10月のオープンを目指し、「élab」は日々の暮らしの中に循環を実現していくことを大きなテーマに掲げています。
「élab(えらぼ)」の概要
この施設は、レストラン、ティー&フードスタンド、マテリアルラボの3つのエリアから構成されており、それぞれが相互に連携しながら循環のアイデアや体験を提供します。特に注目されるのは、レストランとティー&フードスタンドで展開される「一口から考える循環」というコンセプトです。このコンセプトのもと、来店者は日常的に使える食材の量り売りや、薬草茶を楽しむことができます。
また、ここではフードロスを減らす取り組みが行われており、食材の調達から調理、提供後までの一連のプロセスにおいて生産者や調理法、コンポストなどを通じて二酸化炭素の排出を抑える工夫がされています。これにより、訪れる人々は食を通じた循環を身近に体感できます。
マテリアルラボの役割
「élab」のもう一つの特徴であるマテリアルラボでは、東京のものづくりの中心地、台東区蔵前周辺から集められた循環マテリアルや、生産者が手がける天然素材(石材、木材など)を展示・販売します。さらに、ランドスケープデザイナーが選ぶ観葉植物や、環境活動家が厳選した書籍の提供も行います。これに加えて、リペアやワークショップといった循環を体験できるイベントも企画されています。
クラウドファンディングの意義
今回のクラウドファンディングは「élab」に関心を寄せてもらい、支持者を増やす一助を目指しています。プロジェクトの背景や目指すものを公開し、オープンまでの過程に多くの人々を巻き込むことで、共に循環を楽しむ仲間を募ります。株式会社fogは、企業や地域自治体に対して循環型社会構築のコンサルティングを行ってきましたが、「élab」を通じて地域に根差した循環社会の実現を目指します。
企画・運営団体「野趣(やしゅ)」
「élab」は共同体「野趣(やしゅ)」によって運営されます。メンバーにはランドスケープデザイナーやフードディレクター、サーキュラーエコノミーの専門家など多彩な分野のプロフェッショナルが揃い、地域に密着した循環型のライフスタイルを推進しています。また、彼らの活動はポッドキャスト「野趣の寄り合い」で配信される予定です。
お問い合わせ情報
株式会社fogは、日常から循環を選び、持続可能な社会を実現すべく行動を起こしています。詳細については公式ウェブサイトやSNSをご覧ください。クラウドファンディングは2021年7月16日から8月31日まで実施されており、CAMPFIREのプロジェクトページで支援可能です。「élab」のオープンを一緒に楽しむ仲間を募集中です!
会社情報
- 会社名
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株式会社fog
- 住所
- 東京都台東区鳥越2-2-7 3F
- 電話番号
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